エルメス / オー クレール デ メルヴェイユ 口コミ

☆２→☆4に評価上げます。
海外サイトを見ていても思ったんだけど、オーデメルヴェイユとボトルがそっくりなので、完全にかん違いしている人が大勢います。

仕事向けでなく、デート向け。
シャンプー系とは違う「お風呂上り香」。
しかもムスクなどの生殖器匂が入っていないので、もしかしたら男性には心地よい香りの配合。
そのためか、海外のサイトでは男性の評価が高かったです。

この香り、男子はひざまくらでうたた寝して癒されたいと思うかも？
（妄想全開）

メルヴェイユはデイリー向けで、
オークレールは休日向けという位置づけで作られたんじゃないでしょうかね？

これがメルヴェイユのボトルでなかったら、全く違う感性の人々には受け入れられるかもしれません。
エルメスの中では使いやすく、かつエルメスらしい上品な香りなので、香水が苦手な人にはむしろ使い勝手の良い香りかも。

あるいはシャネルの5番辺りを愛用している方は心地よいと感じるのでは。
シャネルのNo.5オープルミエールより、No.5のライト版といった感じがするのは、私だけでしょうか。

香りの持続力は結構あって、そこはエルメスらしいです。
くどくもったりした匂いがないので、暑くても不快な香りではありません。

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香りはベビーパウダーのような、あるいは懐かしいおしろいの香り。
クレール、だから「不思議なクリーム水（or肌水）」なのでしょう。
香水というより、ボディミルクのような香りです。

シトラスは一瞬で、ラストには軽いバニラが残ります。
バニラとパウダーと少しだけのスパイスが、入れ替わりながら香ります。
スパイラル状というの？
夏場には嫌われる甘い香りですが、ギリギリ嫌われないところで調合されている感じ。
イメージとしては白いワンピース。（私の持ってない服だ）
シャワーを浴びた後の穏やかな昼下がり、手元に読みかけの小説を開きながらのうたた寝、という感じ。
だからか、セクシーな印象も受けます。
アルデヒドとパウダーという一昔前の香料を配合しているので、今の時代の香りじゃないと思われそうなので、人気がいまひとつなのはそのせいかも。
ピリリとした部分が無いので、常にまったりとした癒しの雰囲気があります。
活発に走り回るイメージじゃないですね。
トップから押し出しの強い個性のある香りが無い割りに持続力は長く、一日まったりと香ります。

＜成分＞
トップ：シトラスノート、アルデヒド
ミドル：フローラルノート、スパイス
ラスト：バニラノート、パウダリーノート

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但し、オーデメルヴェイユのファンならば、かなりの確立でがっかりすること間違いなし！
この香りがメルヴェイユ！？
フローラルが入っていないのがメルヴェイユの個性じゃないの？

強い主張がないけれど、知的な個性のあるオーデメルヴェイユ。
クリスマスのシュトーレンのような甘い重厚なエリクシール。
どちらも大好きで、期待していただけにがっかり。
メルヴェイユの重要な個性を形作っていたオレンジとウッド系の香りが全く無い。
あえてそれらの「縛り」を外して、フローラルなメルヴェイユを作ったら？という試み？

戦略を完全に間違えたという気がします。
香り自体の出来は悪くないと思うのに。

使用した商品

• サンプル・テスター
• モニター・プレゼント  (提供元：未記入)