ディオール / ミス ディオール シェリー オー ドゥ パルファン 口コミ

『大人カワイイ』(最近あまり聞かなくなったような）という言葉がぴったりの香り。
私個人はちっともカワイイというタイプではないのですが、カワイイ要素をプラスしたい時に使っています。
オリジナルのミスディオールも、1947年の発売当時はこんな風に思われていたんでしょうね、きっと。

香調はパチュリの効いたシプレ・グルマン。
こういったお菓子のような香りでも、ほんのり苦い、渋い香りが感じられると、知的なイメージに感じられます。
ここが「オジサンのにおい」に感じてしまう方には、ちょっとオススメできませんね。

こちらは私の肌と相性が良い、甘い香り＋オゾン系の香りで、バターどっさりの焼き菓子のような香りがします。

キャラメルポップコーン。
お砂糖を焦がしたカラメルに、バターを加えたキャラメルクリームにポップコーンをたっぷり絡めたアレですね、なるほどそんな香りがします。
「自分で作ると、ゾッとするくらいバターもお砂糖も使うのよ〜でも美味しくてつい食べちゃう」と友人が言ってましたっけ。

トップにはベリーの可愛らしいアクセント、ベースにはパチュリを始めシプレ系のほんのりとした渋みと、アンバーの暖かい香りが感じられ、表情豊かな1本になっています。



ところでここからは香りとは関係ないのですが、こちらは「シェリー」の名前がなくなる少し前、
ちょうどキャラクターがナタリー・ポートマンになった頃に手に入れました。
この名前が好きだったんですけどねぇ。なんだか響きがお茶目で可愛らしくて。
リニューアルしてしまったあとは消えてしまって寂しいです。

よくよく調べてみると、2005年に最初に発売したシェリーの調香師はクリスティーヌ・ナジェル、
私の持っているバージョンのものはフランソワ・ドゥマシーと、調香師もボトルデザインも変わっているのですね。
さらに、そのすぐ後に「シェリー」の名前がなくなり・・・とリニューアル続きのミスディオール・シェリー。
同じく大好きなアディクトや、ファンの多いヒプノもリニューアルがあったようです。
(アディクトは未確認だけど、ヒプノはボトルデザインと共に香りも変ったみたい。後日クチコミします)

最近は香料の規制が厳しくなっているとか耳にしますし、ブランドの内情は察しますが・・・ファンとしてはちょっと振り回されてる感じがしますねぇ。

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