トム フォード ビューティ / チャンパカ・アブソルート オード パルファム スプレィ 口コミ

追記


体温が高い時、気温が高い時につけると、
トップからジャスミンの土臭いインドール系の香りがします。
チャンパカのイランイラン系の香りと一緒に。


公共の場所でもＯＫと言いましたが、
このインドール臭はダメな人が多いかも。



実は、日本人にとっては高品質の香料でない方が好かれることが多い。
本当の精油などを使用してある高価なものをつけると、
結構な「臭い」のコメントをいただいたりします。
代表的なものが、ジャン・パトゥのジョイとか、ミルとか。
これよりは、合成香料を使用したフローラルの方が好かれますね。
ヒットしているものを見ても、そういうものの方が多い。
本物が持つクセやエグミみたいなものが好かれないような気がします。
そういうものを排除した合成香料は嫌われないのでしょうね。
日本で柔軟剤の香りが好きな人が多いのは、そのせいでしょう。




サンムーンスターズと一緒にして申し訳ない。
あちらのフロリエンタルの方がくどいけれども、
日本人受けしそうです。






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(2011.12.12)

どこかで嗅いだことのある香りだと思ったら、
カール・ラガーフェルドのサンムーンスターズに似ています。
香調を見ると、かなり似たような構成。
トップのベルガモットが共通。
サンムーンのフリージアとウォーターリリーは青っぽく香り、
チャンパカの方のグリーンノートのように感じるのでしょう。
ミドルのジャスミンも共通。
ベースはバニラ、アンバー、サンダルウッド。
違いはムスクの余韻。
トップの甘さがチャンパカの方はお酒、
サンムーンスターズはフルーツであるのだけれど、
それがニュアンスの違いであるのかも。



トップのフルーティーフローラルからアンバー主体のフロリエンタルへ。
グリーンノートは消えすにずっと青っぽく香ります。
意外に爽やか。



＜チャンパカ　アブソリュート＞

トップ：コニャック、ベルガモット、グリーンノート、トカイワイン

ミドル：チャンパカ、エニシダ、オーキッド、ヴァイオレット、ジャスミン

ベース：バニラ、アンバー、サンダルウッド、マロングラッセ



＜サンムーンスターズ＞

トップ：パイナップル、ピーチ、フリージア、ウォーターリリー、
　　　　ベルガモット

ミドル：オレンジブロッサム、ジャスミン、ヘリオトロープ、
　　　　リリーオブザバレー（スズラン）

ラスト：サンダルウッド、バニラ、ムスク、アンバー



チャンパカとは、東南アジアに分布するモクレン科の花。
和名では金香木というそうです。
グリーンウッディな香りと桃のような甘い香りも含まれ、
酢酸ベンジルも含まれているので、
ジャスミンやネロリ、イランイランのような香りもあり。


エニシダは蜂蜜っぽいハーブ調の香り。
ネロリに少し似ています。
それが、オレンジブロッサムと通じる。





サンムーンスターズより、
チャンパカの方がオリエンタルな感じが薄く、
フローラルで日本人には使用しやすいと思います。
それほどに個性的ではありません。
浴びるほどにつけなければ、
日常オフィスでも公共交通機関でも大丈夫だと思います。



これとネロリポルトフィーノは、
トムの中でも、あまりオリエンタルよりではなく、
使いやすいタイプだと思います。

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