イオナ / スキンローション ブリリアント 口コミ

こちらも、ドルックスや雪肌精と同じで、長年変わらず発売され続けているロングセラー化粧品。
「イオナ、私は美しい」の、過去流行ったキャッチコピーはあまりに有名。
かなり昔からある化粧品＝老舗というイメージ。
こちらの“ブリリアント”という響きも素敵で、心惹かれるネーミング。

近所のＤＳで、新発売の他社の華やかな製品に圧されるように、
ひっそりと地味に売られていました。

黒いキャップにゴールドの縁取り。シンプルだけど適度な大きさの長方形ボトル。
白地にＩＯＮＡのロゴだけなのも上品で、最初見た時は若干シャネルっぽさも。
プラスチック容器でありながら、どこか高級感を漂わせる外観です。
ドレッサーはもちろん、洗面室に立てて置いてあっても見栄えが良いので気に入りました。

香りもなく水のように癖のない、さらさらの透明ローション。
エタノールが少し入っているので、つけるとスーッと清涼感と共に肌に染み込んでいきます。

浸透も良く、肌馴染みが抜群。
手でつけると「さっぱり」、コットン使いだと「とてもさっぱり」になります。
重ね付けしても、いくらでも入っていきそうな気持ち良さで爽快。
かといって、さっぱりタイプにありがちな、付けた後に肌がパリパリになることもなく。
ケア後は肌がさっぱりし、収れん化粧水を使用した時のように肌が引き締まる感じ。

さすがロングセラーアイテムと思ったのは、その後、徐々に肌がもっちりと変化する点。
同時に、毛穴がずいぶん小さくなり殆ど目立たなくなり、くすみも抜けて白くなり。
通常、さっぱりタイプは、時間を置けば更に肌がサラサラになるものが大多数。
こちらは時間を置けば、ジワッと肌の内側から潤いが表面に放出されるがごとく、
しっとりと肌表面が整っていくのが大きな違いです。

昔、一時期使用したことのあるカツウラのローションに使用感が似ています。
使い心地が穏やかで癖がなく、水のようなさっぱりした点など。
ただ、カツウラはここまでケア後にしっとり肌へと変化しませんでしたが。

朝に使えばメイクの乗りも良く、夜に使えば翌朝の調子が良い。
何より刺激が全くなく、どんな時も安心して長く使える予感がしています。

乾燥肌ですが、ヒアルロン酸配合等のトロミ系とは相性が悪く、白ニキビが出来たり、
あまりにしっとりするものは、その後に痒くなったりベタついたり。
しかし、さっぱりタイプの化粧水だと、乾燥で毛穴が開いたりキメが乱れたり。
こんな厄介な肌質でもあるため、化粧水選びは大変難しいです。

年齢のせいか、お肌の変わり目なのか、近頃は特にその傾向が強まり
使える化粧水が限定されてきました。
合うものより、合わないものが多いほど。
それだけに、肌に合う気に入ったものが見付かってホッとしました。

ただ、同ラインのクリームは合わなかったようで、サンプルを試したところ
みるみる肌が、赤ら顔のように顔色が悪くなってしまい、慌ててふき取り。
せっかく化粧水で調子が良くなった肌が、再びコンディションが下降してしまいます。
ですので、私にとって「イオナのものが全て良い、合う」というわけではなさそう。

化粧水だけはリピします。
ロングセラーの商品は、それだけの理由がありますね。
こちらも雪肌精同様に、長い付き合いになっていきそうです。

使用した商品

• 現品
• 購入品