ディオール / ディオリフィック コレクション グラン バル 口コミ

グランバルなんて庶民の私には一生縁がございませんが…。気分だけでも華やかに。
340のディオーリング

サーモン？コーラル？にほんのり赤とミルキーさを感じる色合い。
まだ若い頃、この色よりももう少しピンクの効いた口紅を愛用していて、それが自他共にとても評判が良かったんですね。
昔の証明写真が残っているんですが、本当に私の黄味肌にしっくりくるというか、こちらも同じく日本人にはとても肌馴染みのいい色。と思います。

私はバブルを経験していないので分かりせんが、昔のディオールの口紅はこんな香りだったんですね。
パウダリーで、おフランス、って感じです。そう言えば、昔の母の化粧品てこんなだったです。
香りの第一印象は、アディクトと昔懐かしいシッカロール(母がお風呂上がりに塗ったくってくれたの思い出します。)を混ぜた感じ。

あとパケが逆に斬新。何、この金ぴかアレイw
しかも、金属に厚みがないから何か安っぽい。
ゲランのルージュジェのパケは厚みがあって重厚ですよね。あれの真逆をご想像下さい。
余談ですが、先日指輪を買おうと思い周囲に相談していたところ、いくら立派な石がついてても、土台がしっかりしてないと安っぽくて後悔するから、プラチナがたくさん使われているものにしなさい、とアドバイスをもらいました。
こちらのパケでその真意を得たり、です。
ちなみに指輪は未だに購入しておりません。先のアドバイスをくれた本人は、買うなら御徒町、と申しておりました(ウェディング用のお店で購入して後悔したらしい。)。

閑話休題。

でも、この口紅自体がやや粉っぽいというか、テクスチャーはわりとマットなので、香りはそんなに口には侵入してきません。嫌な感じではないです。

質感はマットと申しましたが、微細なゴールドパールが、わーっと入っております。このパール、めっちゃ細かいよ。
だから、唇にぱーん！とハリとツヤがあるように見せてくれます。

でも、色がわりとおとなしいから日常使い(私は主にオフィスですが)に全然いけます。
というか、気がつけばこの一週間毎朝この口紅でメイクしてる。
遊び用ではなく、本当にグランバル(ってどこで催されてるの？)であったり、仕事関係の集まりであったり、接待であったり、披露宴であったり、そういう公式の場にすごくしっくりくる口紅だと思います。
ゴールドパールのおかげで、華やかな席でも見劣りすることはないかと。

プライベートで遊びに行く時に使うかと聞かれたら、NO、ですかね。
でも、この年になると一本持っておけば重宝します。言うなれば、どこに出しても恥ずかしくない一本。

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