クレ・ド・ポー ボーテ / プロテクションT 口コミ

べたつかず馴染みのよい乳液です。
硬めで、クリーム状に近いテクスチャーのため、下地クリームのような感触でも。

こちらを朝に使うと１日中、しっとりと乾燥知らずのままに過ごせます。
化粧水も素晴らしい効果ですが、その蓋という役目だけでなく美容液のような効果も。
化粧水によって改善された毛穴が、さらにこの乳液でしっかりと締まります。
肌が滑らかになり、凸凹が無くなります。
法令線や目の下あたりなど、陰りに繋がりやすい場所がふっくらとハリが出るおかげで
非常に若々しい肌に。

ツヤも出ます。
仕上がりにツヤが出るものは、時間経過と共にテカリに変容したり
メイク崩れを起こしたりする危険性があるのですが、こちらはそれがありません。
あくまで「綺麗なツヤ」に留まり、それが長時間続くところが見事。

ブランド・メーカーに限らず乳液が苦手な方ですし、
資生堂から出ているスキンケアブランドは、多くが肌に合わない体質です。
（エリクシールシュペリエル、グラナス、ベネフィーク等）
刺激が強いのか何かの成分に反応しているのか、殆どが赤黒くなったりくすんだりします。
ｄプログラムですら刺激を感じます。

クレドは同じ資生堂なのに、使っていて感じるのは意外に派手さがなく堅実な商品ということ。
化粧水、乳液という基礎がしっかりしているので、クリームを足さなくても肌が乾燥しないこと。
美容液を足す必要がないほど、肌の調子が良くなること。
加えて低刺激であり、こちらを使い出してから今までの敏感肌用のスキンケアよりも
よほど肌が安定するし、荒れにくくなったこと。
使用感が良く、まったくベタつかないし香りも控えめであること。

昔々、まだドルックスが資生堂の高級化粧品であった時代の流れを汲んで、
こちらがその意義を受け継いだ、良質な高級ラインなのかなと感じます。

他の資生堂ラインとは、明らかに使用感や肌への手応えが違いすぎます。
また、資生堂に限らず、今まで使ってきた基礎ラインの中でも格が違います。
使う前は漠然と「クレド＝華やかで濃厚な使用感、香りが強い、刺激が強そう」
と、思い込んでいた節がありますが、実際はこれほど低刺激でやさしい使用感だったとは驚きです。

現在、化粧水と朝と夜用乳液のみのシンプルケアですが、調子は過去最高です。

星を１つ減らしたのは、日焼け止め効果があるため。
あくまで乳液の範疇を越えないほうが好みのため、
その成分を排除していただきたかったなというのが本音です。

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