クレ・ド・ポー ボーテ / ルージュアレーブル 口コミ

ルージュアレーブル初購入にして2色立て続けに購入しました。107(画像)と301です。
高品質でドラマがある素晴らしい口紅。かなり好きですね。星7にするかは若干保留の要素がありますが、スティック口紅では使用した事のある中ではゲランのルージュジェと並ぶ高品質振りを実感しました。私は100番台のサテンタイプの方の質感がより好きです。

【107】
パープリッシュピンク。紫みが強いですが、ソフトな色合いです。
しかし、ただ単にソフトなだけでなく、一匙の鮮やかさと鋭さがあって、この辺りの色出しに高級感漂いますね。
ブルーベース夏の方(つまり私も)にかなり似合う色だと思いますけれど、
あまりに王道ハマリ色はかえって物足りなさを感じるという妙な現象が口紅では起きがちなのですが、本色番ではそんな物足りなさを感じさせません。

しっとりとした女性性の強い色で、悪く言えば陰、元気さや温かみのある色ではありませんが、常備しておくと安心かつ青み色にありがちな古臭さもなく良い色だと思います。
パールはスティック状態ではかなり見えますが、塗るとそこまで主張しません。
100番台サテンタイプは艶はあってもテカテカのグロッシーではなく、しっかりと発色してクリーミーです。

もちも良く、食事後の剥げ方も均一で汚くありません。
また、時間経過で自然に薄れた場合、100番台は上からリタッチしても綺麗に載ります。
(300番台は、一度綺麗にオフしてからでないとリタッチはムラになりがちです)

【301】
こちらもソフトな色とはいえ、対照的なミルキーコーラルです。そしてやはり一匙の鮮やかさも有。地味では決してないです。
ブルーベース夏でも使える(特にセカンダリーが春タイプの場合)イエローアンダートーン色として、度々他商品でも好きな色である理由は書いています。

300番台、おそらくそのまま特徴であるマットさを楽しんだ方がいいと思うのですが、唇のコンディションによってはやや厳しいですね(笑)。
経時で揮発成分が飛ぶにつれて本当にパステルかチョークの粉のようなマットさになっていきます。
それで、大丈夫な時もあるしちょっと厳しめの時もあり。
グロスを重ねても勿論とても上質な仕上がりとなるのですが、そうすると少し普通になりすぎるというか(笑)。
300番台は濃色色番との相性の方がいいのかもしれません。でも本色番も本当に購入してよかった色です。
300番台は全てノンパール。

100番台にしろ300番台にしろ、塗布すると唇に密着した均一な膜を即座に形成し、唇の動きに簡単に追随してきてヨレやムラが起こらないのが素晴らしいです。もちろん重い被膜感やべたつき感などありません。発色は非常にいいです。平板さも皆無。
このあたりも先ほどクチコミしたマキアージュとは全く別物で、マキアージュが3150円(多くのDSでポイント10％付加を常に実施しているとしても)、で、今般クレドがレフィル4200円で購入できるようになった事を考えるとクレドは絶対買いだろう・・・、と私は思うのですけれども。

※他、タッチアップした色で印象に残ったもの※

【207】
107をもっと暗く、濃くした色で、暗清色的、中途半端な濁りのない紫という感じでかなりかっこいいです。魔女みたいになるかと思いましたがそこまでではない(笑)、しかし107よりファッション等に合わせにくい(無難ではない)とは思います。でも余裕があれば是非欲しいです。

【304】
見た目よりずっと鮮やかに発色。商品画像のスティック色見本では割とおとなしめのローズのように見えますが・・・。
顔色が本当に良くなり、透明感が出、華やかで、一切の憂いを吹き払ったような表情になります。精緻な仕上がりがまるでレプリカントの唇のよう。
バブリーとも違う、何か天上的な色です(笑)、とても欲しいですが、変な話、顔は看板ですから、こんな晴れやかで憂いの無い顔でいる責務を私は果たせないというか、看板に偽りありになってしまいそうで怖いという感じですかね。
他色もいくつもつけてみましたがまだまだすごい色が潜んでいそうです。

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本シリーズは、昭和の遺物的古臭いマナー本の年齢別・TPO別メイクだとか、そんなものに囚われないで使いたい口紅だと感じました。
100番台も、300番台もカジュアルにもフォーマルにも使えると思いますし、色によっては、本当にパーソナルな自分にだけ分かる密かな区切りや門出の日に使用してみたい。
しかし毎度本当、グローバル展開ラインには本気を出す資生堂・・・ですねぇ(苦笑＾＾;)。
あ、公式HPの色別イメージムービーは是非とも一見の価値ありだと思います。

使用した商品

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