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クチコミ
57 Insolence(アンソランス)を購入しました。
初めてのルージュアリュールグロスです。
色付きグロスなんてほぼ初めて買ったかもしれません。グロスと言えばここ数年、ツヤ出しの為に重ねる透明なグロスか、ディオールのマキシマイザーしか使っていませんでした。
普段は濃い色のリップが多く、目元はスモーキー、唇は赤マットというクール系メイク(のつもり)なのですが、どうした心境の変化か、たまにはフワッとしたカワイイ系メイクでもしてみようかしらねぇ、と思い「カワイイ系なら柔らかちゅるりん唇だろう」と、我ながら無謀な目標を立てグロスの研究を開始。
昔からリップものはディオール、シャネル、エスティーロ―ダーにお世話になってます。
今回はせっかく買うなら一番色の出るグロスを、と考えシャネルへ。
「ヌーディーになりすぎない程度に発色は欲しいけど、自然な血色の延長線上にあるような色で、赤すぎないもの」と、何だかややこしい希望を伝えるとBAさん一瞬固まって私の顔をまじまじと見る(笑)。
「ピンク…ですかね」と何かを決断したような一言。
出て来たのは54 リベルテ、56 イマジネール、57 アンソランス、あともうひとつ…なんだったかな。
ちなみに私の肌はイエベ・ブルベの中間(どこで見ていただいても大体イエベよりの中間色です)。
パーソナルカラーは経験上、秋。
オレンジが極端に似合わない上に、朱色も鬼門。ベージュ、ローズ、ブラウン系は顔色が悪くなるという、かなり色を選ぶ肌色です。
普段は深い赤か、オレンジ味の少ない赤、もしくは青みの強くない(といってコーラルでもない)ピンクを好みます。
そこで出て来たグロスたち。
一つずつタッチアップすると、やはり口紅派の私からすると発色は控えめ。
というか、表面がツヤツヤするだけで色がよく分からない。
唇の色が薄い方なのでどちらかといえば色が出やすい方なのですが、BAさんにコンシーラーを使ってもらっても54 リベルテ、56 イマジネールは大した違いが出ず。
もともとこの二つが自分の素の唇に近い色だったのでコンシーラーで色を消しても似たような結果に。
これだったら透明グロスを塗ってるのと変わらないかもなぁと思い、もう少し色味があると嬉しい、と言うと、BAさん、57 アンソランスを手の甲に出し「これはねぇ、結構色があるんですよ。なので自然な感じと言うよりは…」と歯切れが悪い。
BAさんが不安そうだと「何か変なこと言ったかな」とこっちもかなり不安になります。
このときは本当に困った顔をしていていましたが(今思えば、あれはその方の真剣な顔だったのかも知れません)「一応、試させてください」とタッチアップを強行。
すると…
「あっ、いいですね。私コレが一番スキです。」
と何かから解き放たれたかのようなBAさん(さっきまでの顔どこいった?)。
私も自然かつ顔色が明るく見えたので満足。あんなにBAさんが懸念してた「発色」は何のその。ツヤッとしてぷるっじゃない♪
で、その後夕飯時まで数時間過ごしましたが、ちゃんと残ってました。
モチは抜群!
…でもちょっとべた付きますね…。
かなりこってりした固めのテクスチャーで唇を合わせるたびペッタペッタ…。
ディオールのマキシマイザーみたいなのがグロスだと思っていたので、この濃厚な質感には驚きました。
だからこそ発色もツヤも持続するのかもしれませんが、慣れるのに少し時間がかかりそう(マット系の口紅を愛して来ただけに特に感じるのかも)。
それから数日、試行錯誤しながら使用中。
やっぱりこれだけだと初めは物足りず、赤い口紅をポンポンと唇の真ん中でぼかしてから、このグロスをオン。
すると、すごくぽってりとした立体感が出てリッチな感じに。これはこれでアリ♪
何回か使うと慣れて来たのか、いつものスモーキーな目元にこれだけでも甘辛ミックスな感じが出せるようになってきました。かつ色を多用しない洗練メイクに近づいたか…も?
これを機会に色味を引き算していくというのも考えていきたいと思います。
余談。アンソランス insolence というのは「傲慢」「生意気」というフランス語ですが、この名前が凄くフランス語ぽくてスキです。
日本語で「傲慢」というと悪い意味でしかないですが、beaute insolente(ボーテ・アンソロント←形容詞です)というと「他を圧する美しさ」という意味で、「横柄」な中にも「自信」のようなものを感じます。まぁ私の場合は「根拠のない自信」なんですがね…汗
画像は左:逆光時、右:自然光。グロスのみです。
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