ジバンシイ / グロス・レヴェラトゥール 口コミ

＊Perfect Pink＊

唇のpH値によって発色が変わるという、つまり“その人だけのカラー”が出るグロス。
発売前にカウンターを通りかかった際、クリアグロスに浮かぶネオンピンクのブラシという何ともファンタジックなルックスに惹かれ、予約購入しました。
何でも2012年の秋コレクションで限定販売された時にあまりにも好評だったため、丸1年後の2013年の秋コレクションで定番商品として復活したのだそうです。

ブラシはナイロン。
初めて使用する時には軽くほぐす必要があります。
適度にコシがあり、液をしっかり乗せられます。
グロスは唇に乗せる前は透明で、ノンワックス処方のため、やや緩め。
なので、しっとり感は高い方ですが比較的サラッとしていて、5〜6年前に使用していたジバンシイのグロスが粘度高めだった記憶のある私には意外な感触でした。

海外のグミみたいな、若干フローラルも感じる、ひとクセある甘い香り。
私は嫌いな香りでさえなければ香料何でも来いなタイプなので平気ですが、香料が苦手な方は要タッチアップですね。

私の唇の上では蛍光っぽいピンクに発色しますが、不思議と肌馴染みは悪くありません。
確かに派手なんだけど、浮かずに顔色がパッと明るくなる感じ。
リップメイクしました感はありますが、色のせいか、ちゅるんとした質感のせいか、あくまでカジュアルです。

ツヤは2〜3時間で落ち始めますが、色みは割としっかり残ります。
乾燥や皮剥けもありません。
ツヤは特に飲食には弱い気がしますが、色は残るし乾燥もしないので、落ちてもあまりみっともなくはならないと思います。
ブラシから唇に直づけしていると、だんだんボトルの中身もうっすらピンクマーブルがかってきます。

総じて、唇のBBクリーム的アイテムだと感じました。
同様に各々の唇によって発色の変わるディオールのリップグロウと比べると、リップグロウはスティック型のリップバームという位置付けで、気軽にぐりぐり塗ることができて、CCクリームっぽいイメージです（皆様ご存じのマキシマイザーはUVカット値入りティント乳液っぽい）。
個人的には、発色の仕方と保湿力の面から、リップグロウよりはこちらの方が好みです。

◎良い点◎
・つける人によって発色が変わる
・色持ちが良い
・保湿力高め

×良くない点×
・香りが強い
・ツヤの持ちはイマイチ
・指紋がつきやすいパッケージ

あってもなくても良いんだけど、あると楽しいかな、ってアイテムです。
メイク直しの時に友達の前で使うと、クリアグロスがピンクになることとルックスとが目を惹くようで、大抵「えっ！？何それ！」と聞かれます。
評価は☆4と☆5で迷うかなってところなのですが、ちょっと甘めに☆5で。

使用した商品

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