レペット / オードトワレ 口コミ

パリオペラ座の来日公演を見た帰り、あまりの美しさに酔ってふらふらとレペットに何故か立ち寄り…買ってしまいました。この香水を。
まあるいボトルにちょうどレペットのトゥシューズのサテン色。このまろやかなレペット色が大好きで、バレエを本格的に習っていたころは妙に憧れがありました。実際には、どこでも買い求め易いチャコットを履いていたわけですけれども。

トップ：洋梨&サクラ
ミドル：ローズ&オレンジブロッサム
ラスト：バニラ&アンバーウッド

イメージされるのは精神の研ぎすまされてライトのあたる舞台の上ではなく、夕暮れのお稽古場、白いタイツと淡い色のレオタード。柔らかい革張りのバレエシューズが板張りの床の上で擦れる風景。リラックスしてけぶるような、柔らかい香りです。

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本物の中にある完璧さを求めて生まれた洗練された香りは、様々な感性の融合です。サテンのベールが肌を撫で、無限の優雅さが肌を包み込みます。ムスキーなパウダリーローズの香りが立ち上がり、まるでその香りで作られたチュチュをまとっているかのよう。（公式hpより）
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可愛らしい感じのフルーティ・フローラルの香りから、パウダリーな香りへの変化は、よくある雰囲気のものなのですが、とても穏やかでエレガント、絶対に誰の鼻をも愉しませる柔和な香りは本当に安心して使える素敵なつけごこちです。この香り気持ちが和む〜、と一緒に試した友人と実際脱力してしばらくくっついていたほど…。


フルーティ・フローラルの香水こそ、選ぶのに女性の品性が問われる難しい一本。安っぽくもなく、妙につんと高く止まる事も無い、癖もない、けれど基本には忠実に、確実に他とは違う優雅な品はあって……ああ、これは本当に、バレエの基礎を叩き込まれた優美なクラシカル・バレリーナの香りですね。
優しくて美しくて、美しいものを知っていて、人をもてなすのが大好きな、地に足のついた柔和な女性につけてほしい香りです。


ちなみにたまたま限定ボトルで、瓶の後ろにスパークル模様のついたきらきらしたボトルを買い求めました。とってもかわいいんですけれど、この香りの優美さは、瓶をきらきらさせずとも、元のまぁるいフォルムの瓶で充分あらわされているような、きはします…。

使用した商品

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