- クチコミ 169件
- 注目人数 人
- 購入者のクチコミで絞り込む
クチコミ
普段はEDTを気軽に使用しています。
しかし、ミツコの本当の質を知るには、何といってもPですね。
パルファムを知れば、ミツコの先行しているイメージ「辛い」「年輩」「古めかしい」他には何でしたっけ?
それらが、他から植え付けられた先入観だったということに、気付く人もいるかもしれません。
ミツコ、意外と甘みのあるフルーティーなんです。
特にレシピをリニューアルされた物は、親しみやすくなったと思います。
(その後、最近また以前の香りに近くなるよう、さらに改良されたという話を伺いました)
そうは言いつつ、Pの持つ香りの揺らぎのような感じは、日常使いするには少々疲れます。
私にとってミツコは、身近な香りなので、メリハリをつけるためにPは外出用として使い分けているせいもあるのでしょう。
余談ですが、イギリスITV制作のドラマ『ダウントン・アビー』を観ています。
20世紀初頭のイギリスの階級社会を軸に、それぞれの人間模様を描いたドラマですが、とにかく素敵です。
衣装や小物などにも、いちいち目を奪われています。
もしも、この登場人物の中でミツコを付けていそうなキャラクターを選ぶとしたら・・・
いいえ、こちらで言うのは無粋なのでよしましょう。
でもなぜか、ピンとくるのは、まだまだ若い女性なんですよね。
さて、EDTでも書きましたが、ミツコが発売された年はヴェルサイユ条約が結ばれた年でもあります。
当初、「半年で終わる」と思われていた戦争は、5年に及び、それがやっと終結したのです。
その間、ロシア革命が吹き荒れ、思想家が欧州中にも広まっていきます。
ドイツ革命による帝国崩壊が、終戦への道筋になったのですが、水面下にあったナチズムが代わりに勢いを増してゆきます。
1919年以降の日本はアジアへ進出、国内は百貨店が続々と建設。
きっとミツコも、そんな高級百貨店の陳列棚に鎮座していたのでしょう。
そうそ、アメリカではこの年から『禁酒法』が発令されました。
アル・カポネの時代が来ます。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品