ラルチザン パフューム / オート ヴォルティージュ オードパルファン 口コミ

プッシュしたての第一印象は、1980年代くらいの香りのキツイ外資系の化粧品のような香りでした。口コミでデパートの一階のような。。。と仰っている方にも共感できます。一歩間違えば、非常に失礼な例えなのですが。。。芳香剤っぽくもあります。重たい印象の強い香り。このトップノート、金属の皿の上で甘くて苦い果実が香っているようなイメージです。このトップが長時間続くと、香りに酔ってしまうでしょう。万人受けはしないと思います。
海外の口コミサイトでは、なんと「汚れた灰皿の上のバブルガム」という辛辣な投稿もありました。

この「奇妙な」トップノート、香料は全然違っていますがスキン・オン・スキンでも感じたような、馴染みのない不思議な匂いなので最初は好きになれません。とても個性的な香り。このトップの突き抜けた感じが「感情のタガが外れた」ような高揚を表現しているのでしょうか？確かにインパクトがとても強く、強烈です。

しかし、鼻が慣れてくるうちに次第にミドルノートに変化します。30分から45分くらい？で衝撃的なトップからミドルノートに移行すると、とても優しい印象の芳醇なフラワーノートになります。ローズとピオニーですが、ありがちな甘さはありません。ラストのウード系の香りには、とても癒されます。

この香水の名前を直訳すると、高圧電流ですね。ビリビリくるようなトップノートがとにかく強烈ですが、時間をかけて付き合うと好きになってしまう香りです。

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