NARS / デュオアイシャドー(旧) 口コミ

#3057 KARAHARI （写真左および中央）

言わずと知れたNARSの古典的アイシャドウデュオですね。
公式HPには「シマーな輝きのローズブロンズ/ シマーな輝きのトーププラム」とありますが、ぱっと見た目（写真中央）では左・ゴールドギラギラのブロンズ、右・チョコレートブラウンのようです。
右のチョコレートブラウンは大好きだしブルーベース夏（プロ診断済み）の自分に似合うと思えるカラーですが、ゴールドギラギラのブロンズはどう考えても使えないだろうと思い、何年もの間、気にしつつもタッチアップすらすることはありませんでした。
ところがある日、出先でこちらを見つけ瞼につけてみたところ、ブロンズが腫れぼったい瞼を引き締め微細なゴールドラメで明るくしてくれて、ど嵌りというほどではないにせよ奥行きのある仕上がりになったのでビックリ。
手に取りしげしげと眺めたところ（写真左）左右ともローズっぽい色味がベースとなっており、また透け感のある仕上がりのためうまくいったものと思われました。
色の感じからは暑くなるこれからの季節よりは寒さに向かう季節の方が似つかわしいような気がしますが、薄くつけるも濃くもつけるも自在なので、薄づきにさらっと仕上げると一年中でも使えそうです（この点、下の#3910 THESSALONIQUEは、暑さに向かう太陽がキラキラする時期向けだと思います）。
使い方としては二重の幅よりやや広めに右のトーププラムを入れ、二重の幅より上からアイホールに向かって左のローズブロンズを入れています。
これだけで改めてクリースにアイシャドウを入れなくても目のくぼみがはっきりするようになりますし、トーププラムが私の瞳に合っているのか黒目が大きく見えます。
たった2色をちゃちゃっと入れるだけでこの効果、さすがはNARSですね。
もちろん粉飛びはしませんし、色持ちも申し分ありません（#3910より色持ちはいいと思います）。
全体の仕上がりとしては、青みのあるローズが基調の2色のせいか、甘めというよりはクールに寄ると思います。
タヌキ顔で長らく「自分にはクールなメイクは似合わない」と思って来ましたが、#3057はタヌキ顔でもいけるクールメイクという感じでその点も気に入っています。

ここしばらくアイシャドウはプチプラばかり買っていて、成功もありましたが失敗が多く反省反省でした。
このKARAHARIのおかげでNARSの他のアイシャドウにも興味が湧いて来ています。
散財しないように気をつけなくちゃ。



#3910 THESSALONIQUE（写真右）

#3910は温かみのあるシャンパンピンクとグレージュが混じったようなモーブの2色です。
シャンパンピンクの方はピンクパールがぎっしり、モーブの方はブルー、ピンクなどの多色ラメがびっしりで、一見かなり派手に見えますので、ブルーベース冬の方向けと言われているようです。
しかし、シャンパンピンクはブラシでふわっとつけただけでも十分発色し、一日中崩れ知らずですし、モーブの方は発色が優しいので、ブルーベース夏の私でも大丈夫だと思いました。

左のシャンパンピンクは色味はピンク系ですが、白っぽさがあるので腫れぼったくはなりません。
発色はいいしかなりキラキラしているので、ごく至近距離から見ると、パールがゴミっぽく見えなくもないのですが、少し離れたところから見ると、まぶたの奥からふわっと明るくなったような感じで、とてもきれいだと思います。
特に色持ちがとてもよく、朝、ブラシでふわっとつけただけでも色味は夜、メークを落とすまでキープできています（もっとも真夏はどうかはわかりませんが）。
他のシングルアイシャドウのベースとしても使えそうです。
右のグレージュ混じりのモーブは左のシャンパンピンクほどは色持ちはしません。
朝つけると、普通に夕方には褪せていますので、リタッチする必要はあります。
しばらく使っていなかったのですが、スマッジプルーフアイシャドウベースを使った方がいいのかもしれませんね。
右の方は見た目はブルー、ピンクなどの多色ラメがキラキラしていますが、つけるとそれほどラメが目立つわけではなく使いやすいと思います。
まぶたの二重の幅よりもう少し広くつけると、目がとてもきれいに見えます。
デカ目効果というより、色が私の目の色に合っているからか黒目はくっきり、白目はすっきりして見える感じです。
チークや口紅の色もそれほど選ばないと思うので、これからしばらくヘビロテすることは間違いないでしょう。

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