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クチコミ
数日前に、田舎の婦人洋品店の閉店セールで奇跡的にお安く購入したもの。
琴やメモワールのパウダーがあるかなと思って立ち寄ったら、掘り出し物が!
なにやら訳あり品だったようですが(笑)
まだ興奮冷めやらぬうちの口コミで、大変恐縮です。
きっと長く陳列されていたのでしょう、トップが弱っていて、フレッシュな香りではなくなっていましたが、アルコールが飛んだあたりから、ホンワリと柔らかなフローラルの香りが漂うように。
ネロリとかジャスミンなのかな、クリーミーなんだけど、ちょっと酸味のある花の香りって感じです。
馴染んだ後の肌に顔を近づけると、甘く、ややパウダリーなバニラの香り。
ダナキャランのカシミアミストとか、ペンハリガンのアルテミジアのソフトさに近い感じ。
でも服を通して香ってくるのは、もっと透明感があり、甘さもなく凛々しい印象のフローラル。キャロライナヘレラのシックに似た、キレの良さがあり、知的でスタイリッシュなイメージです。
まるで同時に2つの香りを身につけたよう。
本当にガラっと印象が変わって、とても興味深い香りでした。
ジャック・キャバリエ氏、やはり天才調香師といわれる訳だと、今更ながら感じています。
若い頃は、あまり彼の調香が好きでは無かったんですが、ここ数年、とても魅力を感じます。
距離で香りが変わるというのは、コンセプトとしてとても面白いし、個性的ですよね。
こういう試みって、他のブランドではあまり無いのでは?
とても魅力的ですし、現代でも十分に通用する、モダンでおしゃれな香りだと思います。
洋品店の店員さんも「この香りはすごく人気があって、よく売れてたの。とってもいい香りよ。最初は香水から始まって、ローションとかパウダーとかひと通りあったのにね〜みんな廃盤になっちゃってね」と懐かしそうにおっしゃっていました。
ボトルデザインもシンプル好きな私好み。
肌から香る丸みのある香り、離れた所から香る、スタイリッシュな香りをボトルでも表現しているみたい。
いかにも90年代らしい、ミニマムなデザインです。
資生堂の香り、このヴォカリーズもそうですが、SASO、タンタトゥリス、ウィア、ビバーチェ、ティーン向けにリチェオコロンやヌーヴコロンなど、90年代頃はフレグランスが豊富でしたね。
限定で復活するとしたら何がいい?って質問されたら、今なら間違いなくこのヴォカリーズ!
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