ランコム / オー ドゥ オランジェリー 口コミ

2021年6月追記
今年もこの香りの季節がやってきました。
でもサイトからは消えていました。ああ、悲しい。
超メジャーで、価格も手ごろで、一生付き合えると思っていました。
こういうコマーシャルなブランドよりもニッチブランドから選んだ方がいいのかな。
つくづく、ユーザーにこんな残念な思いをさせないシャネルは偉大です。
引っ込めるくらいなら最初から作らない。
そのくらいの信念でものづくりしてもらいたいです。

以前の口コミ
今年の夏の香りとして、２つの香りが飛び込みでやってきました。
知り合いの香水好きのお姉さんのコレクションから、お安く購入したのです。
一つは「シャネル・チャンス・オータンドゥル」
アットコスメでも高評価の超売れっこです。
グレープフルーツとマルメロの香りで、ちょっと渋みのある甘さ。甘にがい。
これは私には若すぎて姪っ子行きとなりました。
そして残したのがこちら。

それほど「わ〜気に入りました」という感じではなく、
ただ「安いから買っておこうか」くらいの、低めのテンションで購入しました。
トップノートは炭酸のオレンジのような香りで、それほど惹かれませんでした。
ただ一応仕事をしているので、会議室に籠る時など、このくらい控えめな香りは持っていても困らないのです。
さらに惰性で「暑いから、とりあえずこれ」という日々が続きました。

そうして日々使っているうちに、だんだんとこの香水の魅力にハマりました。
「なんだ、これ凄くいいや！」と。
個性的ではないけれど好印象な、なんというか、とても協調性に富む香り。
この「適度さ」についつい手が伸びる毎日となりました。
まさに最近のHIT！オススメ！です。

シトラスの香水は爽やかで、人から嫌われにくいのが取り柄ではありますが、
消えるのが早く、中性的で、どこか物足りないものが多いです。
この香りは意外にもモチがよく、控えめながらもしっかりとジャスミンとウッディの魅力を放ちます。全然子供っぽくない。中性的でもありません。
私は体温・血圧が低めなせいか、青すぎる香りやオゾン系の香りが苦手です。
あのエルメスを代表する名香「ナイルの庭」で、血圧が低下してしまう人ですが、
この香りには爽やかなだけではない、“ふくよかさ“ がちゃんとあるのです。

エルメスの２４フォーブル・オー・デリカートと共に私のレギュラーに決まりです。
今後も使い続けたい香りです。

使用した商品

• 現品
• 購入品