ル ラボ / GAIAC 10 口コミ

ルラボを初めて購入される方、そしてもし貴方が日本の奥ゆかしい文化や侘び寂びの風情を愛する人であるならば、
是非このガイアック10という東京限定の香りを最初に身に纏って欲しいとお節介ながらも思う。

最初に他の香りを購入するのもとても良いけれど、あの店舗に行くたびにこのガイアックはきっと忘れられないし、いずれ欲しくなると思うから。

わたしは祖母が外国系なので、所謂純粋な日本人とは少し違うのだが、それでもこのガイアック10には心から感動した。

他の方の口コミにもあるけれど、よくぞ第二の路面店にここ東京を選んだと思う。
そして、創り手は我々日本人の好みを非常に的確にこのボトルに凝縮した。

口コミをしているけれど、実はあまり知られたくない。

できれば流行らないでほしい、わたしだけの愛するガイアック10であってほしいという、軽い嫉妬と独占欲がわく。

─練り香水に似ていると思うのはわたしだけかな？
東京と言いながらも、何故か最初に初夏の京都、嵯峨野の竹林を思い浮かべた。

これほどの値段なのに、店内では仄かな香りがわからず、店舗の外に出てようやくこの繊細さに気づく。

ガイアック10は10という数字のとおり、他のどのシティエクスクルーシブよりも入れられている成分が少ない。

ガイアックウッドがベース、4種類のムスク、シダーとオリバナム。
その中でもガイアックウッドとオリバナムが素敵だなと思う。

数種類の高価な石鹸や匂袋をおおらかに包み込んだスキンフレグランスとでもいうべきか。

欲しいな、でもちょっと高いな、だけど欲しいな、でも。
結局買わずにはいられなかった、そして今は使い果たしてしまった15ミリの想い出。
今や路面店の売り上げの3割はこの香りだという。

とてもノスタルジックで、そしてモダンで、どこか古風なこの優しい香り。
今はローズ31がとても好きだけど、この香りは忘れることはできないだろうし、きっとまた買うのだろう。

使用した商品

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