サンカット(コーセーコスメポート) / サンカットR マイルドケアUV ミルキィジェル 口コミ

日焼け止めの品質は日進月歩。
定番の商品にもマイナーチェンジがあり、毎年新しいテクノロジーや知見が生かされた新商品が出るので、使い切っていない手持があってもこの時期に毎年買い換えます。
加えて、ナチュラルやオーガニックを謳ったものよりも
大手メーカーさんの看板商品に絶大な信頼を寄せています。
絶対に膨大な研究・開発コストは小さな企業では真似できないはずだからです。

さて、今年のボディ用はどれにしようと考えたときに、
資生堂アネッサや花王Bioreシリーズなどが候補に挙がるのですが
顔・手・脚＆その他Body用と3種類選んでいて、求めるものがそれぞれ違います。
（もちろんすべて1本で済めば嬉しいのですが…）

【顔用】
・アルコールフリー、できればグリセリンなし（これは個人的な肌質によるもの）
・圧迫感がなく白浮き厳禁、仕上がりがなめらか
・ベースメイクを邪魔しないもの
・価格は高めでも妥協しないで選ぶ（3000〜5000円over）
→メイク商品でもuv対策の重ね付けができるので、SPFは低めでok、使い心地と優しさ重視

【手用】
・アルコール弱めなら可。避けたいがサラっとした塗心地には必須のため。
・ベタつかない
・やや白浮きがあってもキメが整って見えるような整肌効果を望む
・日焼け止め特有の香りがしないもの
・通勤時だけもてば良いのでSPF低めでサラサラ系
・量は少なめで良い。安い顔用を手用に降格するケース多し（1500〜2000円程）
→使用感重視。いつも結局ジェルっぽいものに落ち着く。
　洋服やバッグに擦れたとき白移りしないことを最重要視する

【脚＆ボディ用】
・塗る面積が広いのでアルコールフリーのもの
・塗る面積が広いのでクレンジングしてられません。石鹸で落ちるもの。
・塗る面積がひｒ（略）見た目の仕上がり二の次。ベタつかなければok。
・SPFは高め
・塗る面積（略）容量多めで、伸びが良い、惜しみなく使えるもの（500~1200円程）
→アルコールフリー＆石鹸落ちの時点でだいぶ絞られてしまうので、結局候補はいつも「赤ちゃんにも使える系」のミルク状のものが多い。本当は爽やかさ売りにしたポンプ式のジェル系が使いたいのですが、さっぱり系はアルコール不可避…。連用するとガサガサになっちゃうんですよね。。。

で、です！
この商品。
KOSEのサンカットシリーズの中で優しさ重視のものなんですが、
「お子さんにも」「石鹸で落ちる」「ミルキィ」「ジェル」「700円くらい」で、
今年出たものらしかったので脚ボディ用に選んでみました。
安いから良いのですけど、大失敗です。
ここが惜しいとか、価格の割にはとか、優しいならここはしょうがない、とか思えない。
個人的な合う合わないとか好みでの辛口評価でもない。
なんで商品化した？誰も止めなかったの？ってレベルでダメ。

まず、「ミルキー」でも「ジェル」でもない。
経年劣化した木工ボンドか、泡立て過ぎた生クリームか、緩い漆喰。
押し出す立体チューブの容器を逆さまにしても出口に来ないので振る必要あり。
出すとブジュっ＆ぼてっという音とともに、必要量の3倍くらいの失敗生クリーム形状で半固体が噴出してきます。
力加減の問題じゃなく、毎回出てきすぎ。

モタっとしているけれど、伸びは悪くないです。
塗りたては真っ白でベタベタですが、白さは時間経過で消えます。
膜を張ったような光沢が残ります。キシキシ感はややあり。
特有の匂いも一日中気になります。

ただただ、「アルコールフリーで肌に優しめの処方＋高SPFで焼きたくない」だけならば、
ちゃんと役目は果たしてくれるはず。文句は言いません。

しかしながら、石鹸で落ちませんー！もうヤダー！
匂いと被膜感が残り、気のせいかと2日過ごしたところで肌がシワシワしだします。
毎日の身体洗いレベル＋石鹸泡立て2重洗いでなんとか落ちます。
”潤いを残します♪”みたいなボディーソープ使用だと何回洗っても落ちなそう。
それで結局洗いすぎの肌になってしまうので、
もう夏だというのに保湿ケアが必須になります。

使えないことはないけれど、あまりにもストレス要素多すぎです。
残念ながら、おすすめできません。
勉強料として使い切りは諦めて、次のボディ用UVを探します。

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