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クチコミ
香水に限らず、バージョン2だの3だのはあんまり好きじゃありません。どうしてもオリジナルのインパクトが強いのと、「流行ったヤツをちょちょいとアレンジしただけでどんだけ儲けるつもりだ」と穿った見方をしてしまいます(特にゲラン笑。好きですけどね)。
2019年春に数量限定で販売された(日本では店頭販売のみ)この「ラブドントビーシャイオーフレッシュ」はキリアン始まりの香りのひとつ「ラブドントビーシャイ」のフランカー。個人的には「オリジナルよりよいのでは?」と感じました。調香師は2007年発売のオリジナルバージョンと同じカリス・ベッカー。
白いすりガラスのボトルに金のプレートとキャップが見目麗しい。
トップから甘いのはオリジナル譲り。
ラブドントビーシャイとの違いはプチグレンとネロリがかなりきいていること。ベースの甘さをグリーンと柑橘でグッと引き締めていて甘酸っぱさを感じるくらい。
トップが落ち着くとピオニーが主体のフローラルミックス。マシュマロと絡んでほわほわと愛らしい甘さですが、べったりした感じはありません。フローラルもログアウトしたらムスキーなマシュマロで終了。持続は6時間くらい。香りのイメージとしてはパステルピンクやパステルイエローのマシュマロ。
ラブドントビーシャイで幅を利かせていたキャラメルやアニマリックなコクは鳴りを潜め、とても使いやすくなった甘美なグルマンフローラル。
オリジナルのトップからエネルギー全開!!な香りの展開も個人的には好きですが、日本だと使う場面が限られがち。オーフレッシュの方が、マシュマロからインスパイアされたというコンセプトを崩すことなくより嗜好性が高められていて使いやすい。カリス・ベッカーの繊細な調香が光る逸品。限定品なのが非常に惜しい。
トップ:ネロリ、プチグレン
ミドル:ピオニー、フリージア、ジャスミン
ベース:マシュマロ、ホワイトムスク
(フレグランティカより)
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