MANCERA / PINK ROSES 口コミ

MANCERA"PINK ROSES"「甘酸っぱい可愛らしい系のローズ」香水。
冬用にウード系の"AOUD CAFE"を買ったのに、同じ時期に春夏用の”PINK ROSES”を買ってしまった。米大統領選のドタバタに乗じてドルで買い物したかったの(笑)「1ドルが103円ですよ、奥様」
言い訳がましいが「香水はすぐに廃盤になる」んです「ある時が買い時よ！」

甘酸っぱい柑橘類＆爽やかグリーンなトップが30分程→甘いバラと少々パウダリーなスミレがパチュリーで長持ちするミドル→いつの間にか体臭に溶け込むホワイトムスク＆甘いアンバーグリスのドライダウン。体感としてはザックリこんな感じに私の場合は匂います。ウエストに２プッシュ、太ももに１〜２プッシュ位。マスクを着用して外にいると余り鼻につかない。←ローズ系香水が好きなだけかもしれませんがね。苦手や嗅ぎなれない匂いは気になるタチです。
ここのところ、「ローズ系シングルフローラル」が日常使うには一番「好き」と感じつつあります。複雑怪奇な配合の香水や奇をてらった面白香料は「心地が微妙」と感じてしまう。鼻とか脳とかが「わかり易さ」をもとめているのかも？MANCERAのGREEDY PINK COLLECTION”ROSES GREEDY”も弩級ストライクなのでお察しください。

以下はMANCARA Official Siteからのコピペ
CONFIDENTIAL COLLECTION. launched in 2017.
HEAD NOTES : Sparkling Bergamot, Mandarin, Bulgarian Rose Oil & Green Notes.
HEART NOTES: Rose Absolute from Marocco, Violet, Pear & Leaves of Patchouli.
BASE NOTES : White Musk & Amber.
Pink is as delicate as the eponymous flower that is about to open in the morning. This scent embodies the ultimate femininity with the Rose from Grasse: royal & enchanting.
以上コピペ終わり。
香水レビューサイトfragranticaではフローラルグリーンに分類されています。
rose>citrus>green>powdery>floral>violet>musky>fruity>amber>patchouli.
と、私が感じているのと大差ない様なので、かなり「わかり易い」「単調な」匂いかもしれません。いや、それはそれでいい。←「ぺこぱ」さん風によろしくお願いします<(_ _)>

趣味の「精油」集めでホホバオイル希釈の「ローズオットー（水蒸気抽出）」と「ローズアブソリュート（溶剤抽出）」を持っていますが、オットーはスパイシーで青臭みを含んだ軽めの「バラ」で、アブソリュートはねっとり甘く華やかな「バラ」の匂いがします。私の好みは「アブソリュート」です。水蒸気だけでは抽出できない「濃厚で華やかな」バラの香りが私の好み。オットーの方が値段は張りますが、値段＝香りの良さとまでは言い切れないのが面白い。

しかしだな、モロッコ産のローズって、グラース産やブルガリア産とどう違うのか？と些末なことが気になります。トップノートがブルガリアン〜、ミドルノートがモロッカン〜と表記されていますが、公式サイトの説明では「embody（具現化）」the Rose from Grasse（グラースのバラ）の謎。ブルガリアン+モロッカン＝グラースの公式ってどうなの？

ブルガリアン〜はダマスク系で「薔薇の女王」と呼ばれ、調香師からも逸品と言われ、他の地方のものよりも強く美しい香りを持つそうです。分析では精油の微量成分が他の地方のものよりも多く含まれているそうな。ほほぅ1

モロッカン〜はセンティフォリア系で甘い香りが強く、少し重たく人によっては「蜂蜜のような香り」に感じるそうです。ローズウォーターも有名。ほほぅ2

グラース産〜とくれば、バラ香料の代名詞の様に使われているが、こちらはモロッカン〜と同じく「センティフォリア系」。ディオールとシャネルが自社香水専用の花畑を持つことで有名ですね。で、この南仏グラースのローズ・ドゥ・メ（メイローズ、五月のバラ）ローズ祭りの時期にはピンクのセンティフォリア・ローズで埋め尽くされるらしい。
だから・・・PINK ROSESなのか？春の陽気、お祭り、心弾む香り。小春日和にも良し。

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