マミー / ハンドクリーム C 口コミ

見たことのないパッケージのものをみつけると
どんなものでも一回使いたくなってしまうのが
ハンドクリームマニアというもの。
（そういえば自己紹介欄でもマニアをアピールしてました）
それがどんな安っぽいパッケージであっても、
成分にもとうてい納得しかねる、かつきいたこともないメーカーの出している、
いくらなんでも低価格すぎやしないかというものであっても買ってみたい
（そしてがっかりさせられてもかまわない）という、
欲といいますか因果な部分を抑えるのに日々苦労するというのも
マニアであるならまたしかりなのです。

無香料のピンクのパッケージのものが悪くなかったので、
こちらも試しに買ってみました。
ノーマルの黄色と茶色のパッケージのキスミーはよく見るのですが
こちら、案外どこにでもある商品というわけでもないです。

「赤ちゃんに触れる手」……はわたしにはまったく関係ない話ですが、
「食品成分100％」、「お料理前にも使えます」はなかなかの殺し文句ですね。
じっくり再度成分表を見てみたところ、
なんですか、シメチコンって！絶対シリコンでしょうが！
と、猛烈な勢いで調べてみたところ、
確かにシリコン系はシリコン系、
撥水効果やツヤ効果の働きのある、ごりごりのシリコン系成分なのですが
なんでも腸のガスを排出する薬としても使える成分なのだとか。
世界では赤ちゃんにも使える薬のようなのですが、
結局日本ではどうなのかと言われれば調べてもよくわからずじまいで、
しかし口に入れてもいい成分であることに変わりはない、
これまさにウルトラCという感じで、何らかの網目をくぐり抜けてきてますね。
なかなかやりよりますな、伊勢半……

肝心の使用感ですが、
テクスチャーとしてはよくある、
一見なじみのよいつるつる系ハンドクリームですが
配合された植物オイルのおかげか、
触感のつるつる以外にもほんの少し、潤うようなそうでもないような……
コストパフォーマンスを考えるといいような悪いような。
ただ肌が荒れたりかゆくなったりというのは真冬でもしません。
香りは伊勢半らしく、毒にも薬にもならない薄めの芳香剤系でして
無香料も入手できる以上、わざわざこちらを選ぶでもないですね。

懲りずにマミーボタニカルのハンドクリームは依然として気になりますが
この無印マミーのほうは、
シリーズのリップバームもボディミルクも絶対試さないだろうなあという感じです。

使用した商品

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