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クチコミ
<不思議なセミマットのライブ感と、クリーンで素直な色展開が魅力>
■概要・使用感
・フィット感高く、ぱさつかないしっとりした粉質
・出先でのタッチアップにも向く適度なブラシ含み
・見た目より堅牢な厚いプラパッケージ
・国内定番色は高彩度色中心、残り色番の定番化に期待
デイジー模様がキュートで、透明パケの生きたルックスです。
硬くプレスされた固形のパウダーは、普通のチークブラシで難なく適量をとれるもの。
多すぎず少なすぎず、ほどよい量がとれるので、出先での化粧直しにも向きます。
底で固定されているのか、ブラシで撫でるとくるくると回転します。
厚みのあるプラスチックパッケージは、傷つきにくく、蝶番にもがたつきの無い点が安心できます。
現在国内定番色になっているのは高彩度色のピンクやオレンジ中心。海外ではヌードカラーも定番化してるので、これも同じように定番化すると選択肢が増えると思います。(特にピンクベージュのHeather Popが気になります)
■色について
※青みの差を出したかったので撮影条件の違う写真を2枚つけています。
★サロン診断夏クリア・一部冬クリア色可能、カバマBN10〜20程度
顔ややピンク皮膚薄く血色透けやすい、首やや黄み
●パンジーポップ
・セミマットで明確なパール感はないが、つやっとした肌のライブ感が出る不思議な質感
・黒沈みしない青みのパープルピンク、中明度高彩度、心もちミルキーだが白濁りもしにくい
・紫ピンクグループの中ではほぼ「どまんなかのピンクらしいピンク」
・紫含みなので濃くつけすぎなければ大人世代もOK(どかんとポップに浮かない)
・基本は薄付き
わりに青みの強いカラーですが、黒沈みや白抜けのしないぎりぎりのラインという印象です。
画像はいずれも青み強めカラーとの比較です。
・MAC フルオブジョイ=ラベンダーに近い、白パール、白抜けしやすいニュアンスカラー
・クリニーク パンジーポップ=青みピンクとパープルピンクの中間、白抜け黒沈みなし、ほぼセミマットでライブ感あり
・MAC アザレアブロッサム=パープルとニュートラルピンクのグラデ、やや青黒い沈みあり、モーヴ調、パールマット
一番万能感があって使い回ししやすいのがパンジーポップといえます。
よくある青みピンクよりやや紫成分が多く、落ち着いた印象が出しやすい点も便利。
肌に青みの要素がある方、クールカラー得意な方には定番ピンクとして使い倒せる無難さだと思います。
(この中で一番異色なのがMACのフルオブジョイで、これは頬に丸く血色を出すカラーというより、色を出さずに冷たいニュアンスをシャープに出すのに向きます。
クールベージュを使う代わりに使うようなイメージで、あくまで薄くかけるもの。ハイライターとチークの中間ぐらいの感覚です。
アザレア〜はパープルを多目に混ぜると完全に影色モーヴ、ローズのグループです。)
■総合
・手持ちのブラシで適量をぽんと拾える使い勝手
・マットなのに肌のライブ感が出る不思議な質感が好み
・濁りのない高彩度中明度色の色出しが優秀
・「いつもの一品」として使い倒せるクリーンで素直な色展開
見た目のキュートさで「ルックス中心でしょう?」という予想をいい意味で裏切ってくれる、粉質の進化度合いが頼もしい製品です。
ほぼマットなのに、なぜかふわっと生肌のライブ感が出る点が好み。
価格3000円で、どれを選んでもだいたい濁りのない素直な色で、手持ちのブラシでぽんと無造作につけるとテクニック不要でほどよく立体感が出る、といういい意味でのカジュアル感を感じた商品です。
若い方から大人世代まで「いつもの一品」としてイージーに使えて、大きな満足感のいく商品だと思います。
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