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クチコミ
真矢みきさんが笑顔で語りかけるCMが、非常に印象的だったこの石鹸。
ここまで人気が出たのは何といっても、何度も何度も流れるCM効果だったと思うのです。
クチコミからじわじわ広がって爆発的に人気を呼ぶコスメもありますが、
こちらはCMやチラシによる戦略が上手くいって、多くのユーザーを得た例です。
サブリミナル効果で消費者の心理に食い込んだのでしょう。
その結果、多くの深刻な被害者を出してしまいました。
化粧品は合う合わないがあり、肌に異常が出たとしてもそれは自己責任のくくりになることが多く、
たいていは使用中止するなど自己解決で終了します。
しかし、茶のしずくの場合は、そういったありきたりの拒絶反応ではなく、
重大な後遺症をもたらすアレルギーを誘発し、
被害者のその後の生活をガラッと変えてしまうほど、深刻な影響を与えてしまいました。
呼吸障害、激しい顔面の腫れ、発熱など、日常生活に支障をきたすレベルです。
しかも、発症すれば現時点の医学では治す術がないため、
一過性ではなく、一生このアレルギーと付き合っていかなければなりません。
完治のためではなく、症状を緩和するための通院もしなければなりません。
今まで当たり前に食べていた小麦を含む製品が食べられない。
しかも一度このアレルギーを発症すると、一生それが続く。
パンやケーキなど、すぐに小麦が入っていると判る食品はともかく、判りにくい食品もあります。
いちいち成分名をチェックし、小麦が含まれている食品を除外しなければならない。
フライや天ぷら、ムニエルの衣、屋台でのお好み焼きなどにも小麦粉。
これらをいちいち排除し、激しいアレルギー症状に怯える生活は不便極まりないでしょう。
これほどの大惨事を引き起こした「茶のしずく」は、現在も販売されています。
問題の成分を除外し、作り直したものを販売しているそうですが認識が甘いと思います。
ここまで問題が大きくなっているのに、見た目もパッケージも旧のままというズサンさ。
消費者の不安を取り除こうとする努力が足りません。
「茶のしずく」を販売中止にして、商品名から何から全て変えたものを販売するのが本来では。
また、あれほど流していたCMをお詫びと注意喚起に変更して、同じくらい流すべきです。
会社としては、さらにイメージダウンを加速すると危惧するかもしれませんが、
事が事だけに、そんな悠長な対応をしている場合ではないと思うのです。
現状は、だんまりを決め込んで鎮火を待っているようにしか映りません。
家電でも発火の恐れがあるものについて、メーカーは注意喚起のCMを何度も流しています。
そういった「お詫びとお知らせ」をTVで何度も繰り返し流すのは誠意であり、
これだけの被害者を生んだことに対する、会社として当然の責務だと思うのですが。
最後の1個を回収するまでCMで呼びかける、チラシを配る。
その姿勢が本来でしょう。
会社側としては善意の過失だと訴えたいかもしれません。
青天の霹靂であり、会社側としてもまったく予想だにしなかった悲劇でしょう。
しかし、対応の遅さと悠長さは致命的ですし、保身を優先させたことで
さらなる消費者の怒りを買ってしまった部分に対しては、きちんと認めて対応を改善すべきです。
お茶の爽やかな香りと、モコモコの豊かで弾力ある泡立ちが魅力であり、
使用感は決して悪くない石鹸でした。
ただ、私の場合は刺激以前に少しだけ乾燥を感じたため、速やかに使用中止したので
たまたま被害が出なかっただけかもしれません。
長女は別の洗顔料を使用していたので、一度もこちらを使うことはありませんでしたが、
たまに私の洗顔料を使うこともあります。
もし娘が使用して発症していたら…と考えると、やりきれない気持ちで一杯です。
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