
高級ブランドコスメのマーケティング【外資系】
2015/6/5 16:14
実際にはマーケティングまで探ったのことはないのですが、
いろいろ販売の戦略やコンセプトなど思うことはあったのですが、
それは言葉にしてはいけない・・・・
そんなことを感じさせれていました。
私の中で外資の高級コスメといったら、「ゲラン」「シスレー」あたりでしょうか?
しかし、3年ほど前は、全く見たことも聞いたこともないブランドでした(笑)
多くの人に崇め奉られているらしいこれらのブランドが
どんなものなのか・・・ 自分なりにちょっと調べてみようかな・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
あああ、なるほど、そういうことなのね。
マーケティングまでは調べてませんが、これ以上はもういいやと
蓋をし、腫れ物のようにそこには触れない。
口にしてはいけない・・・・と思ったのでした。
そのわりに、あれこれ書いてたような気もしますが(笑)
これらのブランドをどう捉えるかは、価値観の問題。
価値観にすぎない問題をあれこれ言うのは、はばかられます。
何に価値を見るかは人によってそれぞれなんですから・・・
その価値に、あれこれ口出しすることはタブーと悟ったのでした。
コスメに何を求めるのか。
大きく2派にわかれるのでは? と思っているのですが・・・
コスメのブランドイメージなのか、コスメの技術力なのか・・・・
外資は比較的、ブランドイメージを大切にする方たちに利用されている印象があります。
■ブランドの成り立ちからして
ゲランは、香水から発したブランド。
王室御用達、ナポレオンに献上 ナポレオンの紋章 蜂を純金で描き散りばめるなど、
王家の歴史とともに成り立つ由緒あるブランド。
シスレーもまた、
フランス、ブルボン王朝の血を引く由緒ある伯爵家にして、
化粧品の開発と製造を得意とするドルナノ伯爵家が、
親子3代にわたり、世界的にも有名な複数のブランドを立ち上げたといいます。
伯爵の夫人はポーランド王妃の子孫。
自身と親交のあるセレブリティたちを満足させる
化粧品を作りたいということから、歴史が始まります。
フランス伯爵家が創業。真のセレブリティ精神が息づいているとして
世界中のセレブに愛され、憧れ的存在として今に至ったようです。
高級ブランドのコスメはこのように王家などの関わりから端を発し、
しかるべき人たちに支えられてきた歴史のもと今に・・・・
■技術面は?
では技術力は? と調べてみると、どうもよくわからないのです。
外資系の多くが、その作用を植物に求めているのですが、
どうもその作用機序がうやむやにされていて、はっきりしません。
いわゆる昔の経験医学的な、これを使ったらなんとなく効いた。
そんなところから発して未だに脱していない印象をうけたのでした。
ゲランのランにしても、ランを使っているコスメはゲランぐらいではないでしょうか?
ある特別なランをゲランが発見し、独占しているようです。
しかし、ランを使ったコスメがそんなに効果があるのなら、
他のメーカーはあと追いするはず。
ランは、今やバイオで作り出せる世界です。
ゲランでは、山奥に分け入り採取し、育て培養し、
時間をかけて検討して、この1つを選びましたなんて言ってます。
でも、私にはどうもねぇ・・・・ でした。
結局、ランという高貴で稀少な花のイメージでひきつけてるだけでは?
そういうものに、魅力を感じていいと思う人は、使えばいいんじゃない?
シスレーも、フィトコスメトロジー(植物美容学)による植物による効果を謳っています。
ところが「○○学」なんて言っているのに、そんな学問体系なんてありません。
存在するのは、シスレーの中だけです。
シスレーが勝手に作ってるだけ・・・
遺伝子コスメにしたって、なんだかねぇです
○遺伝子コスメ:(1)シスレーのスプレミヤから遺伝子コスメを考える(3年前)
→https://beautist.cosme.net/article/396425
○遺伝子コスメ:(2)シスレーのスプレミヤから遺伝子コスメを考える(3年後の今)
→https://beautist.cosme.net/article/408735
自分たちに都合のいい理論展開をして、
なんとなくそれらしく訴求して、利用者をその気にさせてる。
とくに海外のコスメについては、作用機序を調べようとすると、
途中ではぐらかされてしまう。そんな印象を持ったのでした。
それは、化粧品という制約された世界の限界の部分でもあるのですが・・・
というわけで、海外の高級コスメのターゲットになって、それに共感できる方たちは、
ありがたく使えばいいのだと思ったのでした。
■化粧品の作用
私も、実際にサンプルなどでいくつか使用しました。
その時に感じたのは、おどろくほどの即効性でした。
これは、ありえない!
肌の組織の構造をちゃんと理解していたら、こんなことがおこりえないことは、
すぐに理解できます。
これは、擬似効果によるもの。ケミカル成分をたんまり入れて、
効いたと思わせてるだけにすぎない。
肌の改善なんて全くしていないのでは?
しかし、その作用も納得できます。
これだけの価格のコスメを売りつけているのです。
なんにも効果を感じることがなければ、価値を見てはもらえません。
クチコミを見たら、その場で効果が・・・・ 翌日、ハリが・・・・
そんな言葉が踊っています。
騙されちゃってるのね。これが効果と思っちゃうのね。
ちゃんと、肌構造を理解して、「肌への効果」という
本当の感覚を、身につけないと、ケミでいくらでも騙されちゃうわよ・・・
でもこれで、効いたと思えちゃうなら、
それはそれでいいのかも。あれこれ言うのはおお世話・・・
と、思いながら、さりげなく、クチコミを残したりしていました。
そのうち、気づく人は気くだろう・・・って。
豪華パッケージ、容器にお金をかけ、
ブランドイメージ、ブランド料にお金を払って、
それを使う自分に満足・・・・
ところが、あまりに効果を感じたという人が多くて、
もしかして、この肌感覚、私が間違っているのかしら?
と心配になっていました。
でも、最近、散策していると同じようなことを思っている方を目にするようになり、
ああ、やっぱり・・・ 私は間違っていない! と確信ができたのでした(笑)
ちょっと、言葉は控えようと思っていたのですが、
思ったこと、言ってみてもいいかなと、
高級ブランドコスメのマーケティングに便乗してみました(笑)
本当の効果って何かを、もう一度、みなおしてみましょうよ・・・・
と言っても、結局、ケミカルの力を借りています。
ケミカル成分による弊害というものを、感じてはいますが、
私は、今のところはまだ、オーガニックには行ってません。
オーガニック利用者からみたら、ケミカル使ってるくせに・・・・
と思われてしまうと思うのですが、ケミの力も必要と感じています。
ケミとのバランス、使い方だと思うのです。
自分が、どこまでケミの感覚を許せるのか。
あるいは、その力を借りるのか。
カンフル的に利用したり、期間集中したり・・・
今のところは、自分にちょうどよいバランスのコスメがみつかっているので、
しばらくは、それで様子を見ていきます。
高級コスメで、すぐ効いた・・・
その時は、一度、疑ってみる視点も大事ではと思います。
○コスメのマーケティングについて(2015/6/3)
○高級ブランドコスメのマーケティング【エクスクルーシブマーケティング】(2015/6/4)
○高級ブランドコスメのマーケティング【アンバサダーマーケティング】(2015/6/4)
○高級ブランドコスメのマーケティング【外資系】()2015/6/5
○化粧品と医学の関係とマーケティング(追記:資生堂のマーケティング改革)(2015/6/17)
○SK2のプレゼントは、口こみをしてから・・・・(2015/6/27)
○「抗菌」はマーケティング用語?(2015/6/21)
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