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「メイク」は何のために?(2016上半期ベストコスメ)

「メイク」は何のために?(2016上半期ベストコスメ)

こんにちは。いつもLike、コメント、フォローありがとうございます。過去の記事まで読んで下さる方もいらっしゃるようで、大変嬉しく思っております。

さて、私にとっての「2016年上半期ベストコスメ」を選んでみました。
同時に、なぜメイクをするのか?について書いてみました。

毎日纏ったり落としたりしているメイク。
一体何のためにしているのでしょう?
自分の過去のメイクを振り返ってみると、まさに試行錯誤という言葉がぴったりです。
特に20代前半、「若いだけで素晴らしいのに、なぜあんなに無駄なことを・・・」と笑えるような泣きたいような気持ちになります。

簡潔に年代別のメイク遍歴をまとめました。
(10代)
メイクと出会ったばかりの頃。品質はおろか使用法もわからず、ただ大人の世界への憧れと期待で一杯でした。色は何でもいいので、つけるだけで満足(笑)。当然自分を客観視することもできませんでした。
大学に入ってから、メイクとファッションの迷走が始まります。

(20代)
20代前半の頃は、「可愛い」「美人」という称号を手に入れるためにそれはもう必死でした(笑)。一体誰と何を競っていたのか、未だに謎です。
その時代の流行という「型」に、自分を変形させてでも何とか当てはまりたいと思っていました。
似合わない茶髪とベージュのリップ。本当は色を遊びたいアイシャドウも、ここぞという時こそ目立たない色にして、個性を消す事に努めました。
自分のメイクにもファッションにも自信がなかったので、片っ端からジャンルに関係なく試しまくりました。
高いブランドを買うと、それだけで自分がランクアップしたような錯覚もありました。参考書だけ買って成績が上がったような気がする現象ですね(笑)。
質感や色味にこだわらず、とにかく人気商品や新色を買いました。
自分に必要な商品を正しく選択することができず、スキンケアではドゥラメールやクレドを使ってみたものの、良さがわかりませんでした(当然だっ!)。

と、ここまで書いてみて「恥ずかしすぎる・・・」と思ったのですが、こんな体当たり的試行錯誤のおかげで、好みがはっきりして段々自分のスタイルができてきました。

20代後半になると、可愛いの「型」からはすっかり遠ざかりましたが、大好きなブランドから選び抜かれた精鋭達が少しずつ周りに集まってきました。

(30代=現在)
30代に入ってからは、こんな人間に見られたい、というイメージが既にあり、メイクはそのイメージ(外面)と自分のキャラクター(内面)とのバランスを整えてくれるものとなっています。

現在の私にとって、メイクとは?
1. お絵描きグッズ(色遊びのツール)
美しい色とキラキラの洪水、そんなコスメは眺めるだけでも嬉しい、私のお絵描き道具です。今後、できるだけキャンバスが黄ばまないように努力が必要ですね(笑)。
毎朝、服に合わせてアイシャドウとリップの色を選ぶのが一日を始めるための儀式になっています。
また、寝る前に羊を数えるかのごとく翌日のメイクと服を考えていると、考えつく前に必ず入眠しています笑。眠れない夜はどうぞお試しを。

2. 自分に自信を与え、元気にしてくれるもの
ベースメイクで疲れを隠したり、アイラインを引くだけでも表情を変えてくれるメイク。気分に合わせて付け替えられる、便利な仮面です。
また、プロに素敵なメイクをしてもらった時は、新しい自分に出会えたような気持ちになり心が浮き立ちます。

3. 思い出のアルバム的存在
以前ストーリーコスメの記事を書きましたが、多くのコスメに思い入れがあります。アルバムのごとく化粧台に積み重ねるのも好きですが、期限のあるものなので随時消費して整理整頓しなければいけないです笑。

以上まとめてみましたが、実はここ数年は仕事の忙しさにかまけて、コスメに関して随分保守的になっておりました。例えばメイク用品はトムフォード一択で、新製品のチェックや新規ブランドの開拓からも遠ざかってしまっていました。
色々な情報を取り入れて、積極的に新しいブランドや製品に出会いたい!と思ったのが、@cosmeを始めたきっかけです。
結果、素敵なメンバー様たちとの出会いにより、新しいコスメと出会う事ができました。

ということで、2016年のベストコスメはやっぱりこれ。

シャネル レキャトルオンブル 232 ティセ ヴェネティア

色の説明や着画はこちら

苦手だったグリーンと、長年遠ざかっていたシャネルを身近なものにしてくれた逸品。私のパーソナルカラー(1秋2冬)にぴったりの色と、絶妙な質感。特に左下のプラチナムカーキとの出会いは、アイシャドウの「瞳の色への影響」を思い知らされました。(どどんさん、オススメしていただきありがとうございました。)

次点:

クリスチャンルブタン シルキーサテンリップカラー 001 ルージュルブタン

色の説明や着画はこちら
パケ買いを誘う見た目と、強気な値段。中身は質のいい上品カラー(真紅!)というツンデレ商品です。日本でも発売されたそうですね。
買うのに迷った挙げ句、やっぱり買って良かったと思った赤リップです。とても楽しく使っています。

そしてもう一つ。

BYREDO(バレード) Casablanca Lily Night Veils (Extrait de parfum)

香りの詳しいレビューはこちら
香水でも特にパルファム好きの自分をノックアウトした香り。ガーデニア、チュベローズ、ローズウッドを中心としたフローラル系。ついさっき花束をもらったような幸福感に包まれます。
有名ブランドに固執せず、様々なメゾンを積極的に試したい!と思うきっかけにもなりました。

どれも@cosmeを始めた後に買ったものです(^^)
いつも皆さんの記事やコメントを参考にさせていただいております。今後もよろしくお願いします。

皆さんにとって、メイクとは何ですか?

読んでいただきありがとうございました。

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コメント(12件)

  • 今の私にとって、お化粧をするということで、明るい気分になり、癌の治療に負けないで頑張ろうという気持ちになれることです。
    癌になってからお化粧をするということを放棄していたら、ある日鏡にうつった自分の顔の皺のおおさに愕然としました。それ以来少しずつでも手入れして、自分の顔をみて喜べるようにと思っている

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    2016/6/12 14:02

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    辛かったりきついことがあっても、お化粧は気分を明るくしたり、自分を強くしてくれるものですよね。頬や唇に「紅をさす」と言いますが、化粧による外見の変化が肉体的にも精神的にも元気づけてくれるなら素晴らしいことですね。
    記事に目を留めて下さり、ありがとうございました。全てが良い方向に向かわれますように。

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    2016/6/13 10:45
  • 色は瞳の色との相性がありますよね。私、黒目が本当に真っ黒なのですが、似合う色がかなり目の色に引きずられているのを感じます。

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    2016/6/10 18:46

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  • 私も10代の頃は、メイクするだけで満足でした。放課後にクラスメイトとメイクして、髪の毛巻いてから皆で塾行ってました(笑)
    最近は色んなコスメを試すのが好きです(*^^*)ファッションや季節に合わせて簡単に変えることができるのがメイクの醍醐味です。
    ティセベネチアのコメントにあるように、アイシャドウの

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    2016/6/10 18:43

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    おおーなんとオシャレな学生さん。放課後にグリーンシャドウを塗っていた私はやばかったです笑。
    なんだか、コスメも一通り試すと、自分の好みの中でさらに世界を深く拡げたりできて楽しいですよね。piyoさんは色を本当に楽しんでいるのが伝わってきます。瞳が真っ黒だなんて、神秘的!どんな色がベストなのですか?→

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    2016/6/11 11:50
  • 自分自身にとってのメイクは身だしなみという感覚が強く、仕事としてお客様にしてさしあげるメイクはヘアスタイルと共に、その方の魅力を最大限に引き出してあげるものであり、それによりいつもより自信を持ってもらえることが私の何よりの喜びです(^^) あとは綺麗な色やパッケージを見ているコレクター的幸せも(笑

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    2016/6/10 02:36

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    Ya8さんの場合、身だしなみといってもワンパターンには決してならなさそうです!チャレンジ精神にいつも感嘆しております。
    魅力を引き出すメイクとヘア、お願いしたいです!SFCまでひとっ飛びしようかな・・・と思ったら直通便で6時間半ですって笑。
    私も、いつも綺麗な色にノックアウトされてます☆

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    2016/6/10 10:46
  • (続き)決めることが多いですが、前日から大体わかっているときは服は・・・、メイクは・・・と寝る前に考えることもあり、私も決まる前に眠りについています(笑)

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    2016/6/9 23:04

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    →次の日起きて、「あれ?服とメイクどうするんだったっけ」としばしクローゼットの前に立ちすくんでおります。服が決まればメイクは決まるのが早いんですけどね(^^;)
    そして、迷ったらつい黒い服とブラウン系メイクにしちゃいます。

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    2016/6/10 10:42
  • 私にとってメイクとは気分をアップし、自分を変える手段かもしれません。メイクしている間にオフからオンに変わるというか(なので、家にいるときはUVケアまでしかしません)。色が好きなので、いろいろな色に挑戦してみたく、色遊びしているのも事実ですね。
    当日のお天気がわからないから服装はその日の朝になって

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    2016/6/9 23:03

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    そうなんですよね(^^)本文にも書きましたが、私にとってもオフ→オンの儀式になっております。外出しない日はわたしもスッピンです。
    好みがはっきりしたり、パーソナルカラー診断を受けてからまた色が一段と楽しめるようになった気がします。しかしAtIiさんもメイクを考えていると眠れるなんて、嬉しいです笑→

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    2016/6/10 10:40
  • 悲しいことに重要度が逆転しました。マスカラはあっさり目に変更しました。
    夫いわく、私はメイクと素顔があまり変わらないらしいです。母からは、「あなたは口紅を塗ればメイク完成だから」と言われ。得なんだか損なんだか^_^;
    という訳で、冠婚葬祭以外は自分の好きなようにメイクしています。

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    2016/6/9 18:39

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    →顔立ちがはっきりされているということですよね。得だと思います!(思い切り化けるのも憧れますが)
    私の場合は、元々血色のない唇に口紅を塗らないと、どんなにアイメイクをしてもメイク感が出ません。なので、昨今の口紅回帰や赤リップブームは有り難いです。

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    2016/6/10 10:33
  • つもりです(笑)。目元はマスカラだけだったような。退職後は、自由なので、お絵描き・塗り絵・セルフセラピー的な行為となってます。歳を取るにつれ、力の入れどころが変わって来ました。顔色が悪いので、口紅とチークは必須です。目周りは、ラインを引かないとぼけるようになってきました。昔はシャドウ>ラインでしたが

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    2016/6/9 18:33

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    →でも本当に、私も今の環境で色を楽しめるのが嬉しいです。大人の塗り絵ですよね(^^)
    確かに、年齢とともにメイクは変わりますね。少しずつカバーが必要な範囲も増えてくるし(涙)。年齢を重ねたときのメイクは輪郭が重要、目も口元もラインを!という記事も読みました。でも、メイクと素顔が変わらないというのは→

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    2016/6/10 10:30
  • わーい、232がベストコスメ! 何だかとても嬉しいです。
    私がメイクに目覚めたのは、大学卒業後、社会人になってからです。今の若い方からは考えられないかもしれませんね(笑)。自分の給料で買えるのがとても嬉しかったです。仕事をしていた頃は、士業の方との打ち合わせが多かったので、「出来る女」風にしていた

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    2016/6/9 18:28

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    この232との出会いは、本当に私の凝り固まったトムフォード頭をほぐしてくれました。感謝しております。
    出来る女風ですか。どどんさんは中身が既に出来る女だから、どんなメイクをしてもそう見えると思います。90年代ー00年代ってカラーレスメイク流行でしたよね。元々血色のないイエベ秋には拷問?笑。→

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    2016/6/10 10:27
  • うーん、昔は自分を綺麗に魅せる為のいわば化ける為のものだったかなと思います。今は、礼儀かなと。私は顔色が悪いのでやはり塗らないとダメですね。田舎なので、あまり派手にならないように心がけてます。あと、いつでも言えるのが、紫外線対策。これは変わりませんね。

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    2016/6/9 14:58

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    紫外線対策は一生したいと思います。
    相手の反応や周りの環境に合わせたメイク、私も日本で働いていたときはそれが一番でした。ネイルも赤リップも駄目でした。アメリカは誰が何してようが気にしないので、リミッターが外れがちになってます笑。帰国の際は「何このおばさん・・・」と思われないよう頑張ります。

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    2016/6/10 10:24
  • ルブタンの口紅、日本では12,500円とやはりかなり強気な値段で購入をずっと思案中です。

    私にとってメイクとは社会人として必須の身だしなみの一つ。
    メイクは働くのに必要だからする、というのが10代の頃から一貫した私の意見です。
    スキンケアも、ファンデーションを綺麗に乗せる事の出来る肌作りの為。

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    2016/6/9 09:04

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    12500円ですか・・・自分の予想より500円高かったです。アメリカの90ドル(約1万円)に比べ高すぎるわけでもないけれど、なかなか購入しづらいですね。納得いくまでTUできればベストですね。
    メイクは身だしなみ、同意です。接する相手への気配りという捉え方もできるかも。10代の頃からとはご立派です!

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    2016/6/9 13:14
  • メイクとは何かと言われると
    素顔を隠せる仮面かな?
    そういえば昔の会社の先輩が旦那に素顔を見せたことがないというメイク上手な方がいました。
    朝は旦那より早く起きて夜は旦那より遅く寝て
    素顔を旦那は知らない。と豪語なさってました。
    なのでメイクとは仮面なのかなと思ってます

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    2016/6/9 08:22

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    ご主人も知らない素顔ですか、すごい(^^;)もはやメイク後がその先輩にとっては自分の本来の顔なのでしょうね。ストイックさに脱帽です。
    私にとってもメイクは便利な仮面です☆スルッと落とせるところが気に入っています。落とすのも好きなので大体夜8時までには落としています(笑)

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    2016/6/9 13:07
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