前回記事は「ただの自分語りになってしまったな・・・」と思いつつ投稿したのですが、皆さんが様々な視点からコメントをくださったため、メイクとは何なのか改めて自分に問ういいきっかけになりました。ありがとうございました☆
さて、季節は夏ですね!
太陽の季節にむけて、この度アイライナーを購入しました。

By Terry Crayon Khol Terrybly 8 Emerald Evasion
セールにつられて色々と購入したフランスのアーティストブランド、By Terry。ブランドの説明は過去記事にも書かせていただきました。こちら
今回の色は、昔から大好きだったけれど初めて挑戦する色。
エメラルドグリーン!です。

とても柔らかいペンシルで、発色が最高にいいです。10時間ほど着用しましたが上まぶたのラインは全くにじまず、色もそのまま残っていました。
ただ、下瞼のラインはどうしても少しにじみました。(個人差やアイクリームとの相性があるかと思います。)
着画はこちらです。


また、徐々に他のアイシャドウとの相性も探って行こうと思います!
結論、とにかく発色がよく描きやすいので、今後同シリーズの他の色も試してみたいと思いました。
さてレビューは以上ですが、ここから話は飛びまくります(笑)。
エメラルドグリーンで上下瞼を囲った際、脳裏に浮かんで来たのは・・・
古代エジプトメイク(笑)

上の絵を見ても分かる通り、古代エジプトの化粧は目周りを囲む印象的なアイラインが特徴です。
魔除け、虫除け等の効果を期待していたと言われます。
また、上流階級はマラカイト(孔雀石)やラピスラズリ(青金石)などの宝石を砕いてアイシャドウとして着用していたとのこと。なんとも贅沢で夢のある話ですね。
そして古代エジプトと聞いて思い出すのは、やはりクレオパトラ!
皆さんご存知、美女の代名詞ですね。
彼女の容姿については近年の研究でも色々言われているようですが(特段美人じゃなかったというものが多い)、カエサルとアントニウスという2人のローマ帝国の覇者と関係を持ったエジプトの女王、という事実は変えられません。
紀元前69年、プトレマイオス朝の王女としてこの世に生を受けたクレオパトラは、18歳の頃には実の弟、プトレマイオス13世(当時10歳)と婚姻関係を結びエジプト王妃となります。
ところが重臣たちに命を狙われ、当時アレキサンドリアに出陣していたカエサルの元に自ら出向きます。
その時、クレオパトラ21歳。互いの利害関係が一致したのか、はたまたエジプト王妃というブランドも後押ししたか、当時53歳であったローマの統治者であるカエサルと愛人関係になります。
カエサルについていく形でローマに居を構えたクレオパトラですが、安定もつかの間、カエサルは暗殺されてしまいました。
ところが彼女は全くめげません。その後ローマで権力を握ったアントニウスをあっさり陥落。この時クレオパトラ28歳、アントニウス41歳。10年前、18歳のクレオパトラを見て既に魅了されていたと言われるアントニウスを手玉に取るのは、カエサルを誘惑するよりずっと簡単だったことでしょう。
ところが権力争いはおさまるはずもなく、以前からのライバル、オクタビアヌスに破れたアントニウスは失意のうちに自死します。
またも地位と名誉の拠り所を失ったクレオパトラですが、既に39歳となっていました。次の統治者、オクタビアヌスを誘惑するのはまず無理であったと思われます。
しかもこれまで敵対関係にあったオクタビアヌスからは軟禁され、彼がローマに凱旋する際に連行されることが決まってしまいました。
ローマ出発の数日前、彼女は自らの命を絶ちます。
よく知られた話ですが、権力と欲望の渦巻く時代、さらに女性の地位も低かった時に、2人の最高権力者に近づき、その名を歴史に残した女性はなかなかいないと思います。
彼女がただの顔立ちの美しい女性だったら、こんな人生は送らなかったでしょう。当時、文化的に最高の繁栄を誇っていたエジプトの王女として生まれただけでなく、数カ国後を操り、その知性と教養こそが彼女の魅力であったとする記述が複数残されています。
当時の女性にしては強い権力欲、時流を読む能力、そしてエジプト王朝というブランドと、自分の女としての魅力を存分に利用した彼女は相当に賢い女性であったことが予想されます。
彼女が命を絶った理由は単純に「エジプト女王としてのプライド」なのか?
平たく言えばそうなのかもしれませんが、39歳という年齢と、もう二度と「女」を武器にできないという事実に彼女がどれほど悩んでいたのか、ふと考えます。
オクタビアヌスからは女性として見られず、さらに連行されたローマで民衆の目に晒され、「あのクレオパトラも年をとった」などと冷やかされるなんて、彼女には絶対に耐えられなかったんじゃないかなあ。
命を絶ったクレオパトラは、豪華絢爛な衣装と宝石に身を包まれ横たわっていたそうです。
生涯を閉じるまで女王であることを望んだ彼女が最後に選んだアイシャドウ、一体何色だったんだろうと気になるのは私だけでしょうか?
そんな古代史に思いを馳せながらのメイクもまた一興!
話が脱線しすぎましたが、お付き合い下さりありがとうございました。
今度は額田王の話でも書こうかな(笑)。
Frank Bernard Dicksee: Cleopatra

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