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たかが貧血、されど。

たかが貧血、されど。

今春のドックでまた再検査となった。
2、3年ごとに平均値から弾かれるヘモグロビン数値。

はあー。
この数年の努力は一体なんだったんだ。

鉄分を多く含むものと聞けば全部食べた。
お肉や魚は赤身に、ほうれん草や小松菜、貝類、海藻、レバーはもちろん。
プルーンやアサイー、モリンガ、鉄分配合ウエハースやチーズ、
南部鉄瓶、鉄フライパンを使って、最後はサプリも飲んだ。

届いた結果を見て、努力は決して結果に繋がらないと思い知った。
(昔、模試の結果に落胆していた息子の気持ちが今更わかった気が)

かかりつけの内科で再検査し、フェリチンの数値が下限を切って、
典型的な鉄欠乏性貧血と診断されること数回目。
前回もひと通り検査はしたが、原因はわからない。
思い当たるのは生理時の出血過多だ。
そしてまた、5月から鉄剤を服用している。
幸いなのは、この鉄剤による副作用が私にはないことだ。


今回飲み始めて1ヶ月くらいで、ん?とふと思った。
毎朝、お風呂を洗うたび日課のような立ちくらみがしなくなった。
立ちくらみ、というのは誰にでもあるものだと思っていた。
うん、するよね~と皆よく言うからだ。
しかし姉に言わせるとそれはそうそう頻繁には起こらないらしい。
思えばその「誰でも経験する」立ちくらみの頻度は増し、ほぼ毎日。
それが、そう言えばほとんどない。


そして爪。
私の爪は柔らかく、換気扇の掃除では決まって欠ける。
イメージで言うと、「破れる」。
伸ばしていても20本のうち必ずどれかは短くなる。
その短い爪が増えるのに従って、残りの爪を切るからいつも短い。
それが今は全部が長く、そして固い。
爪というのは実は皮膚の一部らしい。
こんなに差が歴然とするなら、肌にも影響はあるはず。


最後は、髪。
気のせいか白髪が減った。
正しく言えば、白髪が増えるスピードが遅くなった「気がする」。
美容院でも「な訳ないじゃん」。
夫も「それは気のせい」。

そうかなぁ。
でも抜け毛も減った気がする。


今までなんども鉄剤で治療をしてきたけど、
今回のように効果が実感できたのは初めて。
それは多分更年期を迎えた身体が、貧血で悲鳴をあげる手前だったからかも。

たかが貧血。されど貧血。
女性の10人に1人は貧血とも言われる。
ドックの数値に異常がなくても、約6割が「隠れ貧血」つまり予備軍。


ネットでは貧血チェックのサイトもあります。
チェックシートを利用したり、異常がなくても数値が低い人、
もしかしたら貧血予備軍かも。

爪が割れやすくネイルができない、白髪が増えた。
歳かな、と諦めがちです。
鉄分を含む食品を気をつけて取ったり、
サプリを飲んでみたりしたら、結構改善することもあるかもしれません。

という訳で。
ドラッグストアで久しぶりに買った。
ネイルホリック。


こんな些細なことでもちょっと気分が上がりますね。
















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