脂肪から筋肉にはならないですよ
基本的には、筋細胞と脂肪細胞の形質転換は基本的にありません。

簡単にお答えするならば、加齢により消費カロリーを摂取カロリーが上回ってきてしまったことが原因かと思われます。
大人になってからお腹がぽっこりしてきたのは、カロリーの摂取しすぎで、もともとある脂肪細胞が大きくなり、結果脂肪が増えたと感じます。
筋肉は、運動することで強く太くなります。筋肉が多い程、体のエネルギーを沢山消費してくれるので痩せやすくなります。
今回、運動で痩せたのは、運動によるカロリー消費が大きくなったため、脂肪細胞がしぼみ、筋肉細胞が大きくなったイメージです。
そして、さぼってしまうと元通り筋肉細胞がしぼんで、脂肪細胞が多くなってしまうだけです。

以下は、参考までに。。。


※筋細胞から褐色脂肪細胞へ分化するという説はありますが、褐色脂肪細胞はお腹まわりにはつきにくく、普通のいわゆる白色脂肪細胞と比べてエネルギー発生に関与しているので、肥満とは関係のない細胞です。


脂肪細胞は、基本的には成長過程でその数がだいたい決まりますので、最近になってお腹がぽっこりしだしたとしたら、元々ある脂肪細胞のひとつひとつが大きくなってより脂質を蓄えた状態になっているんです。
なので、幼い頃から肥満であった場合は脂肪細胞の数を減らすことは難しいのですが、大人になってからのぽっこりは、膨らんだ脂肪細胞をしぼませてあげるだけなので比較的楽です。

また、運動で筋肉がつくというのは、運動によって刺激・破壊された筋細胞が再生するときに筋細胞が肥大化していくので、筋肉が増えたと感じるのです。筋細胞自体も分裂して増殖することはないです。

筋肉が多い程、体の基礎代謝が上がりますから消費カロリーも多くなりやせやすくなります。

結果としては、続けやすい運動で筋肉を維持し、痩せやすい体をつくることがおすすめです。