Chapter.3 オイルでなければならない理由[@cosme NIPPON PROJECT]

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Chapter.3 オイルでなければならない理由[@cosme NIPPON PROJECT]
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なぜ、そこまでオイルにこだわるのか、山崎さんに聞いてみることに。

シュウ ウエムラでは“クレンジングこそ肌づくりの基礎”だと考えているからです。肌をきれいに魅せるためには土台となる素肌のお手入れは欠かせません。そのうえで、落とす機能というのはとても重要な役割をもっているのです。なぜなら、肌は皮脂を出したり、ダメージを修復したり、“与える”機能は備わっているのですが、“落とす”機能は備わっていないのです。となると、その責任は大きいですよね(笑)」。

実際、シュウ ウエムラの落とす機能を見直してみると、その技術力の高さに驚いたといいます。「たかがオイルとお思いでしょうが、クレンジング オイルを使っただけなのに肌がしっとりするなんて、奇跡みたいでしょう(笑)。でも、これがシュウ ウエムラのスゴさなのです。私自身、高校生の頃からシュウの愛用者でした。初めて店頭でクレンジング オイルを紹介してもらい、自宅で試したときの感動は今でも忘れません。オイルが肌に伸び広がって、汚れをまるっと引き受けてくれる感じ。洗いあがりもすっきりするし、後肌もしっとりしてふわふわになる感じ。文句のつけようがなかったんです。今ではちょっとした肌変化にも気づくようになりました。自宅ではその日の肌コンディションや気分でクレンジング オイルを使いわけて楽しんでいます(笑)」。

「でも、好きなだけではダメ。この商品の良さを多くのお客さまに知ってもらうためには何をすべきか、常に考えていました」と山崎さん。顧客から商品の良さを発信する立場へ変わり、その責任の重さを痛感します。「スキンケアの中でも“落とす”ことに重きをおく人はまだまだ少ない。まずは落とすことの大切さを理解してもらうため、クレンジングの素晴らしさを共有してもらおうと取り組みました」。

その施策のヒントになったのも自身の経験でした。「クレンジング オイルの技術の素晴らしさといえば、洗浄力と乳化技術でしょう。水を含ませると白濁し、汚れをすっきりとオフ。この乳化が後肌感のカギになっているのですが、くるくるとなじませていくのはまるで手品のよう。私が学生の頃に見たこの感動を今のお客さまと共有したいと思いました。だから、すべての店頭でハンドデモをおこない、技術の高さを“見える化”したのです」(山崎さん)

だから敢えて聞いてみることに。「クレンジング オイルが肌に悪いという意見について、どう思いましたか?」

「肌効果は個人差がありますし、テクスチャーや香りなど感性による嗜好の違いもあります。だから、一方的に善し悪しの判断をすべきではないと感じていました。一方で、わかったこともありました」と山崎さん。

「私たちが自信をもっている商品でも、世の中にはまだまだ知られていないんです。でもそれ以前に、肌にとって何が必要で、何をしなければならないのかというスキンケアの要となるクレンジングの大切さを伝えられていない反省点でもありました」。

現実と理想のギャップをどのように埋めたのでしょうか?「使えば使うほど、“やっぱりオイルでなくちゃ”と感じるんです。心強かったのは、シュウのスタッフもみんなそう感じていたこと。50周年を機に、もう一度、オイルの良さを伝えていこうと社員が一丸となっています」(山崎さん)

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