![Chapter.6クレンジング オイルの新たなる挑戦[@cosme NIPPON PROJECT]](http://cache-cdn.cosme.net/media/cur-contents/file/image/201708/2d83198acf3f019fda2c2570f18f5abc.png)



クレンジング オイル誕生から50年という節目にシュウ ウエムラが新たな1歩を踏み出しました。それは「オイル イン エマルジョン」の提案。オイルを研究し続けていたブランドからのエマルジョンとは、一体どのような商品なのでしょうか?
「シュウ ウエムラのクレンジング オイルの技術には絶対の自信を持っていますが、“オイル離れ”をしているお客さまにもオイルの良さを実感してもらいたかったんです。50周年の節目に合わせ、新テクスチャーの開発に挑みました」(山崎さん)
ヒントになったのはまさに「オイル離れ」という言葉。「オイルが苦手という方のもっとも多い意見は“ベタつき”。ファーストタッチの感触と洗い上がりのベタつきを感じさせなければ、お客さまのニーズに応えていくことはできると思い、ファーストタッチのテクスチャーにこだわりました。考えたのは、水の中に油を薄い帯状に配合することで、油を最大限に配合しながらもエマルジョンのみずみずしさを実現すること。最初はみずみずしいフレッシュなエマルジョンですが、くるくると肌にすべらせていくとオイル状に変化。その他、スーパーフードの王様と呼ばれるアサイーをはじめ、マグノリア、レイシ茸などのエキスを採用してスキンケア効果を高めたり、香りにもこだわってお手入れの楽しさをより身近に感じられるように設計しました」(丸山さん)
試作の段階から手応えを感じていた、という丸山さん。完成品は「使ってみると、オイルだけどオイルじゃない、新感覚のクレンジング オイル」(uchiideさん)「テクスチャーは違えど、オイルの良さはそのまま。1回の使用で“ファンデーションを変えた?”と言われるほど見た目の印象も変わるとスタッフにも好評」(山崎さん)だとか。
新クレンジング オイルの登場は、“オイルは苦手”という女性たちの心をどれだけ惹きつけることができるのか? クレンジング オイルの新たな1歩に乞うご期待。

【山崎素子(やまざきもとこ)】
シュウ ウエムラ事業部 グループ プロダクト マネージャー
スキンケア製品においての責任者。クレンジング オイルへの想いは誰よりも深く熱く、自社製品はもちろん、他社のクレンジング オイル情報にも敏感。「クレンジング オイルについては任せて!」と自他ともに認める“クレンジング オイル おたく”。
【uchiide】
シュウ ウエムラ インターナショナル アーティスティック ディレクター
1988年シュウ ウエムラへ入社。植村 秀よりメイク指導を受ける。時代性とトレンドを上手にミックスした革新的なクリエーションを紹介。コレクションでバックステージに入るときも必ずクレンジング オイルを使用するというこだわり。
【丸山和彦(まるやまかずひこ)】
ロレアルリサーチ&イノベーションセンター スキンケア開発研究所 エキスパート
シュウ ウエムラのクレンジング オイルに携わって14年目。シュウ ウエムラのクレンジング オイルはこの手にかかっていると言っても過言ではないほど。植村 秀のクレンジング オイルに掛ける想いを継承しているひとり。
撮影/斎藤大地
取材・文/長谷川真弓
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