Chapter.3 歴代HAKUの進化と最先端の美白研究[@cosme NIPPON PROJECT]

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Chapter.3 歴代HAKUの進化と最先端の美白研究[@cosme NIPPON PROJECT]
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初代の誕生から12年、HAKUは常に最先端の美白研究とともに進化してきました。その舞台裏を、資生堂リサーチセンターに徹底取材!

創業以来、“サイエンスにもとづいた物づくり”を大切にしてきた資生堂。1916年には、現在の研究部門にあたる“試験室”を開設し、本格的な化粧品の研究開発がスタートします。

(1916年、試験室が開設された銀座の化粧品部門ビル)

現在、資生堂の研究開発の中枢は、横浜にあるリサーチセンターです。

HAKUは一貫して“なぜシミができるのか、シミ部位はどういう状態なのか”を追求してきました」と、柴田さん。肌組織や細胞の観察に加え、2000年頃からは遺伝子レベルの研究も導入しています。

「膨大なデータの蓄積から、少しずつ分かってきたのが、シミの部位ではどうやらターンオーバーが正常におこなわれていないということでした」(柴田さん)

(Agilent社の装置を使った遺伝子解析風景)

この研究は、2007年の2代目“HAKUメラノフォーカス2”に反映されます。ターンオーバーに注目した美白成分として、4MSKを配合。「この4MSKは、資生堂オリジナル美白成分で、最も開発に時間を費やし13年かけて生まれた成分です」(柴田さん)。

「現在美白有効成分として国に認可を受けている成分は、約20種類。うち5種類が資生堂が開発した成分です」(柴田さん)

そもそも、美白有効成分の開発には、膨大な時間がかかります。
「研究から実際に人の肌でのテスト、厚生労働省の認可まで含めると、ひとつの製品を発売するまで、平均で10年くらいでしょうか」(柴田さん)。
“10年”てサラッといいますけど、赤ちゃんが小学4年生(4MSKは13年かかっているので中学生!)にまで成長する年月!これだけ手間と労力をついやしても、あえて“美白に有効な薬剤の開発”にこだわる資生堂、5つもオリジナル美白成分の開発を成し遂げたのは、資生堂だけです。

長年HAKUの開発にたずさわってきた柴田さん、「印象的な製品はありますか?」とたずねると、「個人的には2009年の3代目“メラノフォーカスEX”ですね」という回答が。

「このとき判明したのは、メラニンを抱えた細胞は、まるで毒にあてられたように動きを鈍らせていることでした。白蓮果®HAの力で眠った細胞をゆり起こし、活動し排出をうながすよう働きかける…。なんだか細胞も人と似た部分があるなって」(柴田さん)

続く2011年の4代目“メラノフォーカスW”は、m-トラネキサム酸と4MSKを組み合わせた“抗メラノ機能体”を開発、当時、最新の美白主剤の組み合わせとして“ダブル美白主剤”を成しとげます。

「美白主剤をふたつ一緒に配合するのは非常に難しく、肌への作用や安全性を徹底的に検証しました。ダブル美白主剤の先駆けとして記憶に残っています」(柴田さん)

2013年、5代目の“メラノフォーカスCR”は、ダブル主剤に加え、新成分“アンダーシールダー”を配合しています。この成分の開発に活躍したのが、ハイスループットスクリーニングシステムでした。

「薬剤の開発には膨大な成分の検証が必要です。人力でおこなう場合、数100種類を検証するのが精一杯でした。このシステムの導入で、3年分の作業が1日で可能になったんです」と、柴田さん。もともと医薬品の世界で使われていたシステムを、資生堂は化粧品会社としていちはやく導入。「医薬品開発のようなスピード感と規模感を持って開発に挑み、アンダーシールダーは、約2万種類から探索し、たどりついた成分です」(柴田さん)

そして、2016年に誕生した現行の“メラノフォーカス3D”。これは資生堂のシミ研究の集大成といえます。

「共焦点顕微鏡を用いた独自の観察手法により、これまで二次元で見ていたシミ部位を、三次元で見られるようになった点が特徴です。レントゲンで見ていた画像をMRIやCTスキャンで見る感じですね」(柴田さん)

(共焦点顕微鏡による肌観察)

(共焦点顕微鏡で観察した、肌の各層の画像)

共焦点顕微鏡は、皮フを切り取ることなく、内部を観察できる機器です。肌の層1枚1枚を重ねていくと、シミ部位を立体的に観察することが可能に。

「その結果、シミ部位にはすり鉢状にメラニンが分布し、表皮の奥では大きなかたまりとなって存在していることが分かりました。メラノフォーカス3Dには、あらゆるメラニンの生成ルートを防ぐ処方へと進化しています」(柴田さん)

(シミ部位のメラニン分布のイメージ画像)

「研究を続けていると、シミ部位の状態が断片的に分かってくるんです」と、柴田さん。それら1つ1つをつなげることで、シミの複合的な発生要因や解消しない理由が明らかになっていくそう。「細胞や遺伝子レベルの研究から蓄積したデータ、長年の研究で得た独自のノウハウこそ、資生堂の美白研究の財産です。それらを結集して、あらゆる角度からシミをケアすることが、HAKUの魅力であり使命であると思っています」(柴田さん)

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