Chapter.3 チームは全員女性!コスメ企画の現場に潜入取材[@cosme NIPPON PROJECT]

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Chapter.3 チームは全員女性!コスメ企画の現場に潜入取材[@cosme NIPPON PROJECT]
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キャンメイクのコスメは、いったいどうやって生まれるの?この章では、企画会議に潜入!コスメ企画の現場をレポートします。

「現在キャンメイクの商品企画チームは全員女性です」と、商品企画チームを率いるチーフの星晴華さん。プランの段階から、中身の処方、ネーミングなど、1製品を最初から最後までひとりで担当するそうです。

(商品企画チームの皆さん。手にしているのは企画した製品)

最初の企画会議では“作りたいアイテム”の草案を各自持ち寄ります。「シロップみたいなリップ」とか「シルキーな質感で、組み合わせ自在なアイシャドウ」とか、すみっこで聞いていて、素敵なアイディアに内心ワクワクしちゃいました♪

「質感はやっぱりマットかな」「色はカーキがいいと思う。でもキャンメイクで人気があるのは赤だよね」「○○ちゃんのネイル、質感がキレイ。そんな感じでできないかな」など、女性目線の、白熱した意見交換が…!

企画会議でゴーサインが出た製品の担当者は、見積&下調べをスタートします。

「容器メーカーさんにはケース、製造メーカーさんには中身の処方が可能かを確認します。なかにはこの段階で実現が難しい製品も」(星さん)

数日後、再び企画会議の席で進捗を報告。見通しが立った企画から、いよいよ実作業に入ります。「ボトルデザインの依頼や、中身の処方、ケース素材の選定や、安全性テストの手配など、あらゆる作業を同時に進めていきます」(星さん)

今回は星さんが企画した「ステイオンバームルージュ」を例に流れをご紹介しましょう。最初に星さんが考えていたのは、「女性って“色つきリップクリーム”からメイクを始めると思うんです。大人の女性が使える、おしゃれな色つきリップがあったらなって」ということ。

それまでのキャンメイクの口紅は、成型したものを冷やしてケースに入れていたので、時間もコストもかかっていました。そこで、チョコレートをサーッと流し込むように、容器にそのまま流し込む方法はどうかなと」(星さん)

(中身を直接流し込める筒型容器)

アイディアをまとめたラフをデザイナーさんに渡し、製品のデザイン画を起こしてもらいます。それをもとに今度は容器メーカーさんが設計図を作成。「キャップと本体がきちんと合うかなど、ミリ単位で確認します。私も含め、スタッフのほとんどは、設計やデザインの専門知識があるわけではないため、実作業で経験を積んでいくしかありません」(星さん)

(容器メーカーが作成した設計図)

容器の一方で、製品の色味やテクスチャーの見本をチェックします。「思ったように発色しなかったり、テクスチャーによって充填時にうまくいかなかったり。限られた条件の中で、何度も微調整を重ねていく感じですね」(星さん)

キャンメイクは、プチプラであるからこそ「限られた条件の中で“ベスト”を探していかないといけない」と語る星さん。ちなみに、ステイオンバームルージュは「容器に直接印刷するとコストがかかるため、最初はシールを巻いていたんです(笑)」(星さん)

(無地の容器と初期の頃巻いていたシール)

「ときには1円単位で交渉することもあります。“その1円、何とかなりませんか”って。ふと我にかえって“何やってるんだろう”って思うこともありますが…。お客様に良いものを、お手頃な価格でお届けしたいという、その気持ちが全てなんですね」(星さん)。

(ステイオンバームルージュ 全14色580円)

こうして完成したステイオンバームルージュ、とろけるような感触とほんのり色づく質感で順調に売り上げを伸ばし、現在はシールではなく直接印刷する形になったそうです(良かったですね、星さん…!)

今回の取材中に最もビックリしたのが、PR山口さんが何気なく放った「そういえば、ラッシュフレームマスカラの外箱に印刷されているこの“目”、実はうちの社員なんです」というひと言。「ええっ!?」と驚くと、「あ、それ、私です」と、企画会議に出席していた藤井さん。

(商品企画担当の藤井桃子さん。外箱の“目”も藤井さんご自身!)

「もちろんプロのモデルも検討したんですが、なかなか思うようにいかなくて…。企画会議で藤井と話してる間に、“目の形がキレイだから自分でやってみれば?”って」(山口さん)

なんとメイクも藤井さんご本人でしているそう(スゴイ!)。“自分が企画した製品”の外箱に登場するって、企画者冥利につきるというか、なかなかない経験じゃないでしょうか。
常識にとらわれない自由な発想で、“限られた条件の中で工夫を凝らす”、キャンメイクの企画姿勢に驚き、感動した1日でした。

次の章では日本のKAWAII文化を世界に伝える、キャンメイクの世界展開をお伝えします。

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