美容からはじめるサステナブルな未来。ブランドが取り組んでいること Vol.1【BEAUTYからSDGsを考えよう】

▼掲載ブランド（五十音順）
アクセーヌ / イヴ・サンローラン / KIEHL’S SINCE 1851(キールズ) / クラランス / ゲラン / SHISEIDO / ジバンシイ / シャネル / シュウ ウエムラ / ジョルジオ アルマーニ ビューティ / ドゥ･ラ･メール / ボビイ ブラウン / メゾン マルジェラ フレグランス / ランコム（随時更新予定）

「SDGs（エスディージーズ）」とは、「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」の略称。2015年9月の国連サミットで採択された、人間および地球の繁栄のための17の目標と169のターゲットから構成されています。

「『肌に合うかどうか』の確認のため、商品のご購入前に、無料のカウンセリングやサンプルを試していただけます。これらの取り組みの結果、製品ロスの削減にもつながっています」

★12 つくる責任つかう責任

「ムッシュ イヴ・サンローランが愛したモロッコのアトラス山脈の麓にあるウリカにて、製品に使用する植物を栽培する『ウリカ コミュニティ ガーデン』を創設。厳しい自然環境とサステナブルな農法の融合により、強力なパワーを秘めた植物を育てています」

★12 つくる責任つかう責任

「女性にパワーを与えるというブランドのDNAを受け継ぎ『ウリカ コミュニティ ガーデン』では、地元女性の雇用と経済的自立支援を行っています」

★5 ジェンダー平等を実現しよう

「環境負荷の削減を考慮した、エコデザインパッケージを取り入れています。人気夜用美容液『ピュアショット ナイトセラム』では、95%のプラスティック削減を実現する、スマートなレフィラブル設計を採用。エココンシャスなレフィルという選択で、ビューティと持続可能な未来をつなぎます」

★12 つくる責任つかう責任

「『ピュアショット ナイトセラム』から定期お届けプログラムが登場。プラスティック消費量を95％削減できるレフィル使用に感謝して、毎回2週間分のミニセットを進呈します。最終回には『ピュアショット エッセンス ローション』の現品をプレゼントするなど、豪華特典も」

「店頭でお買い物の際にマイバッグをご使用いただくか、キールズ公式オンラインストアでお買い物の際に本活動への賛同をクリックいただくと、1回につき10円を森林保全団体『more trees』に寄付します。お客様と協力しながら、ショッピングバッグの生産や使用数を抑え、SDGs未来都市に指定されている鳥取県智頭町の『キールズの森』を増やすことで、より良い未来のためにスキンケアからアースケアを推進しています」

★13 気候変動に具体的な対策を
★14 海の豊かさを守ろう
★15 陸の豊かさも守ろう

「資源を無駄にしないサステナブルな製品づくりや、パッケージの資源を最大限活用するために、店頭で製品の空き容器を回収しリサイクルします。毎日使うものこそ、より良い未来につながるものを選びたい。その一歩からすべては始まると信じています」

★12 つくる責任つかう責任

「『KIEHL’S SINCE 1851(キールズ)』が目指すのは 一人ひとりが尊重される多様性のある世界。性別・人種・宗教、いかなるものに縛られることなく、全ての人が自分らしく、ありのままを楽しむことを応援しています。『KIEHL'S PRIDE』活動では、スキンケアの力であなたらしく輝けるお手伝いをします」

★5 ジェンダー平等を実現しよう

「ブッシュ元大統領の姪であり、ファッションモデルをはじめデザイナーとしても活躍するローレン・ブッシュ氏が2007年に設立した『FEEDプロジェクト』に賛同しています。これは、学校給食の支援を通じて、お腹をすかせた世界中の子どもたちに食事を届ける社会貢献プロジェクトです。

2011年にパートナーシップを提携し、日本では2013年から参加を始め今年で8年目。これまでに学校給食という形で3,300万食を世界中の子どもたちに届けています」

★2 飢餓をゼロに

「それぞれの地域が自立し、自らの発展を自らコントロールできるように手助けをするという視点のもと、人道支援団体『ジャルダン・デュ・モンド』の創設者であり、民族植物学者のジャン ピエール・二コラ氏と共に、マダガスカルやブルキナファソで植物園の設立を支援しています。

医薬品を手に入れることができない人々が、広く流行する病気に効果を持つ植物を育てることで、その土地に根付く伝統的薬効植物を活用。効果的で持続可能な医療システムを独自にサポートしています」

★1 貧困をなくそう
★3 すべての人に健康と福祉を

「自然や植物から恩恵を受ける『クラランス』は、失われつつある自然環境を守る活動に積極的に参加。『Seeds of Beauty』として、40カ国以上で活動する+C6環境保護団体『PUR PROJET（ピュアプロジェ）』と協働し、現地の地域社会と協力して生物多様性を重視しながら、自然環境の保護に取り組んでいます。2011年以降、世界中で470,000本以上の植樹を実施しました。

日本でも熊本大学と東海大学の協力を得て、2018年より自然災害や水質汚染の影響により減少しているスイゼンジノリ※の保護活動を始めています。

※スイゼンジノリ：九州の一部地域（熊本と福岡）にのみ生息する藍藻類。九州の文化遺産でもあり、驚くべき保水力を持つ、非常に有効な原料です」

★15 陸の豊かさも守ろう

「10年以上に渡り、ミツバチの保護活動のため、多くのプログラムやパートナーシップを立ち上げてきました。2020年にはユネスコとの協力のもと、女性養蜂起業家育成プログラム『Women for Bees（ウーマン・フォー・ビー）』を始動しています」

★15 陸の豊かさも守ろう

「ブランド創立200周年を迎える2028年までにカーボンニュートラルを達成するため、二酸化炭素の排出を抑える仕組みの確立に取り組んでいます。新製品には100％エコデザインを採用し、カーボンフットプリントを削減しています」

★13 気候変動に具体的な対策を

「仕上がりや効果、付け心地、すべてに妥協することなく天然由来成分を限界まで配合し、環境への影響を最小限に抑えたナチュラルフォーミュラへの切り替えに取り組んでいます。さらに、デジタル追跡システム『Bee Respect』にて製品に関するデータ、原料からリサイクルまでのライフサイクルをすべて開示しています（現在、仏・英のみ展開。日本語含む多言語へ順次展開予定）」

★15 陸の豊かさも守ろう

「新リップ『キスキス シャイン ブルーム』の発売に際し、インスタグラムキャンペーンを実施。

専用のARフィルターを使用した動画に、@Guerlain/#GuerlainKissKissChainをつけてストーリーズへ投稿していただくと、様々な土地から『Women for Bees』に参加している女性養蜂家へ、ミツバチの好む花の種を1投稿につき約10,000個を寄付します。※4月30日（金）まで

花々の受粉を助ける花粉媒介者として、自然保全に欠かすことのできない役割を担うミツバチ。その存在の大切さについて改めて知っていただくきっかけとなるようなキャンペーンを今後も行っていく予定です」

「サステナブルな活動や製品開発を通じて、社会価値を創造するプロジェクト『サステナブル・ビューティー・アクションズ（以下、SBAS）』を始動。『リサイクルやリユース』『社会や環境との調和』『共鳴』の3つの柱で構成しています」

★3 人々に保健と福祉を
★5 ジェンダー平等を実現しよう
★10 人や国の不平等をなくそう
★12 つくる責任つかう責任
★13 気候変動に具体的な対策を
★14 海の豊かさを守ろう
★15 陸の豊かさも守ろう

「『SBAS』の取り組みの第一弾として、2020年11月より『SHISEIDO』旗艦店で『アルティミューン パワライジング コンセントレート N』の詰め替えサービスを開始しました。長く大切に使い続ける日本の“MOTTAINAI精神”にインスパイアされた、新しいレフィルサービスであり、環境負担を減らすアクションとなっています」

★12 つくる責任つかう責任
★13 気候変動に具体的な対策を

「2020年11月に限定発売された『アクアジェル リップパレット』のコンパクトケースは、100%植物由来のポリマー製。海中など幅広い環境下で優れた生分解性が期待される素材を世界で初めて化粧品容器に採用しました」

★12 つくる責任つかう責任
★13 気候変動に具体的な対策を
★14 海の豊かさを守ろう

「2019年より“Respect for Oceans”をテーマに、海を守るビーチクリーン活動などをグローバルで実施する『SHISEIDO BLUE PROJECT』を展開。海をもっと健やかで美しいものにするために、海と肌のどちらも守る取り組みを進めています」

★14 海の豊かさを守ろう
★17 パートナーシップで目標を達成しよう

「『イドラ リソース』シリーズにおいて、使用後はより簡単に分別できるよう、プラスチックとガラスに分けたリサイクル可能なパッケージを採用しています。

アウターボックスには持続可能な森林から生産された、FSC（森林管理協議会）認証の紙素材を使用。外箱の印刷には、環境への負荷を軽減するためにバイオソースのインクを使用。過剰包装を避けるために、インナーカートンは使用していません。

また、『イドラ リソース ベルベット』と『イドラ リソース リッチ』においては、地球環境保全に配慮しレフィルを発売しています」

「『ソワン ノワール クレーム』と『ソワン ノワール クレーム レジェ』において、地球環境保全に配慮しレフィルを発売。使用後はより簡単に分別できるよう、製品にはプラスチックとガラスに分けたリサイクル可能なパッケージを採用しています」

「『ランテルディ ミレジム オーデパルファム』には、従来と比較して紙の使用量を10％減量したアウターパッケージを使用しています」

★12 つくる責任つかう責任
★13 気候変動に具体的な対策を
★14 海の豊かさを守ろう
★15 陸の豊かさも守ろう

「スキンケアラインに用いられる高品質な独自の天然成分を開発するために、栽培・実験までを行う植物原料の拠点『オープンスカイ ラボラトリー』を世界に4つ設置。長期的な視点で、その地域の生産者と協業し、環境や生物の保持・保護に取り組んでいます」

★12 つくる責任つかう責任
★15 陸の豊かさも守ろう

「クレンジング オイルに配合されている植物エキスの原料には、日本の農家で丹念に栽培され、厳選された植物由来の成分を使用。人の手で丁寧に選別し、安心・安全の品質にこだわっています(*1)。

*1：すべての原料が手で収穫されているわけではありません」

「『アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル』は約95％(*2)、『ボタニック クレンジング オイル』は約99％(*2)生分解性のフォーミュラが特長。環境への影響を抑えたフォーミュラとなっています。

またプラスチック廃棄物削減を目指し、クレンジング オイルには100％PCRプラスチックボトルを採用。処方・パッケージの両方においてサステナビリティへの取り組みを行っています。

*2：CECD301 もしくはそれに準ずる方法にて算出」

★7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

「『捨てるという概念を捨てる』を掲げ、通常リサイクルされにくい資源やモノを回収。廃棄・焼却よりも環境負荷が低いリサイクルやアップサイクルを行うソーシャルリーダー『テラサイクル』の取り組みを開始し、回収物に新たな製品としての命を吹き込みます。

▼回収対象容器
素材：ガラス、プラスチック、金属（サンプルや鏡付き製品は除外となります）*1

▼回収場所
全国5店舗の百貨店カウンター（伊勢丹新宿、銀座三越、名古屋��島屋、梅田阪急、心斎橋大丸）

▼回収開始日
2021年4月23日（金）*2

*1 容器の中身は使い切ってあることが前提となり、分別や洗浄の必要はありません
*2 開始日は変更となる可能性がございます」

★12 つくる責任つかう責任

「自由な発想と思慮深さを併せ持つ、新時代の女性像を表現するフレグランス『マイ ウェイ』において、生産効率と品質のみではなく、地域の持続可能な開発・発展にも責任を持って生産しています。NGO団体『Fanamby』とコラボレーションをし、労働市場において搾取・淘汰されてきた労働者たちを社会の一員として守る取り組みを採用しました。

このプログラムでは、得られた利益をバニラのみならず米やコーヒー等、他の農産物の生産にも活用することで、地域事業の活性化・発展をサポートしています」

★8 働きがいも経済成長も
★15 陸の豊かさも守ろう
★17 パートナーシップで目標を達成しよう

「地域の生物多様性の保守にも上記プログラムが寄与。2020年には、およそ150ヘクタールものマングローブの森が森林再生される見込みです」

★9 産業と技術革新の基盤をつくろう

「『ドゥ･ラ･メール』にとって、海は特別な存在。長年にわたり、世界中で海洋生息環境の保護に力を入れています。毎年6月には、海洋保全支援の取り組みを記念した限定パッケージの『クレーム ドゥ･ラ･メール ブルー ハート エディション』を発売。豊かな海の未来を守るための活動を行っています」

★14 海の豊かさを守ろう

「『ボビイ ブラウン』は20年近くにわたり、メイクアップを超えた取り組みを行っています。『プリティ パワフル基金』では、教育を通じて男女平等を目指す団体と提携しながら、世界中の女性や少女たちの可能性を広げるための支援活動を行っています」

★5 ジェンダー平等を実現しよう

「『レプリカ』商品パッケージにおいて、キャップ不使用・ラベルと外箱に再生紙を使用することで、資源の使用量に配慮しています。

また、店舗におけるリテールデザインでは、ヨーグルトのパッケージからつくったマテリアルを一部使用。サステナビリティを反映しています」

★12 つくる責任つかう責任
★15 陸の豊かさも守ろう

「ブランドを代表するベストセラー化粧水『クラリフィック デュアル エッセンス ローション』では、製品の内容、パッケージの両方から持続可能な開発目標を掲げています。

原料となるブナの芽は、自然のバランスを保つために、専門家の管理のもと木全体のわずか20%にあたる低い枝の芽のみから採取。1本の木から採取するのは4年に1度と決めて、熟練の農作業者たちによって丁寧に手摘みされています。

また、ボトルには、再生ガラスを25％使用。環境的に適し、社会的に有益で経済的に持続可能な責任ある調達が行われたことを意味する『FSC認証』を取得しています」

★15 陸の豊かさも守ろう

「『UV エクスペール トーン アップ ローズ』の配合成分のもととなるエーデルワイスの花の採取においても、サステナブルな取り組みを掲げています。

収穫年数や回数を制限し、慎重に選び抜いた花だけを手積みで採取しています。地域の生活と活性化を守るため、フェアトレードの理念に基づき栽培。農村生活の保護を目的とした協同組合に加盟する、50の農場から供給されています」

★15 陸の豊かさも守ろう

「『ランコム』は、詰め替え、再充填、リサイクルが可能な製品を推進していきます。これらを通して、美容製品の選択･購入において、これまで以上にサステナブルな消費行動を促す活動に取り組みます。

日本では2021年5月中旬より、地域のリサイクルパートナーとの連携によって、特定販売拠点に専用の回収ボックスを設置。製品の空き容器のリサイクル活動をスタートさせます。

2025年までに、ベストセラーフレグランスとスキンケア製品の詰め替え・再充填100％を目指します」

★12 つくる責任つかう責任

（アットコスメ編集部）

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