化粧品の捨て方を解説！クッションファンデから香水までカテゴリ別に@cosme美容部員に聞いた

新年に向けて断捨離をしたい、買ったけれど肌に合わなかった、いつの間にか使用期限が過ぎてしまったなど、使いきれなかったコスメの捨て方に困ることはありませんか？
今回、@cosme公式Instagram及びX（旧Twitter）のアンケート機能を使用した調査を実施しました。日ごろから美容への関心が高い@cosmeのSNSユーザーさんは、化粧品の捨て方に困ったことはあるのでしょうか？

まず、化粧品の捨て方について約8割の方が困っていることが判明しました。

続いて、「正しいコスメの捨て方」が知りたいアイテムについて聞いたところ、過半数を占めたは「ネイル」。次いで「ファンデーション」「アイシャドウ」「口紅」が続く結果に。まだ使える状態はもちろん、固まってしまうとさらに捨て方に迷いますよね。また、その他のアイテムとして「香水の捨て方に迷う」というコメントも複数の方からいただきました。

そこで今回は、@cosme美容部員の村上が化粧品の捨て方をアイテム別に詳しく解説していきます。年末の大掃除や買い替えの際にぜひ参考にしてください。

パウダーファンデやフェイスパウダーなどの鏡の付いたコンパクトタイプのアイテムの場合、まず中身と容器を分けます。ファンデなどの中身が残っていたら、中身を爪楊枝や綿棒などで崩してから、粉が飛び散らないようにティッシュや不要な紙などに包んで燃えるゴミへ捨ててください。また鏡もできるだけコンパクトから外してガラス製の場合は燃えないゴミへ。プラスチックは資源ごみ、または燃えるゴミに出しましょう。

リキッドファンデのように液体の場合は、中身をティッシュやキッチンペーパーに吸わせてキレイにしてから燃えるゴミへ、びんやプラスチックなどの容器は素材によって分別して捨てるようにしましょう。
スポンジやパフは燃えやすい素材でできていることが多いので、ティッシュなどで包んで捨てるのもおすすめです。

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ここ数年で使っている方も増えたクッションファンデ。捨てる際は、まずファンデが染み込んだスポンジ部分をつまんで外し、液体が漏れないようにティッシュやキッチンペーパーに包んでから燃えるゴミとして捨ててください。さらに容器は中蓋、スポンジが入っている本体、鏡、蓋などとできるだけ分解し、分別して捨てるようにしましょう。
分解が難しく金属やガラスが含まれている容器の場合は、燃えないゴミで捨ててください。

化粧下地に多いのがチューブタイプ。中でも「火気厳禁」と記載がある製品は、捨てる時に注意しておきたいポイントがあります。実は、チューブが膨張して破裂してしまう可能性があるので、中身をできるだけ出してから蓋をしないで捨ててください。
チューブタイプ以外のものも、できるだけ中身をキレイにしてから分別して捨てるようにしましょう。

コンパクトタイプが多いアイシャドウは、先にご紹介したコンパクトタイプのパウダーの捨て方と同様に、残った中身は綿棒などでキレイにしてから燃えるゴミへ。アイシャドウの中の容器は金属でできているものが多いので、中身をキレイにしたら外容器と分別して捨てるようにしましょう。

口紅などの繰り出すスティックタイプの場合、中身が残った部分は綿棒、またはティッシュやウェットティッシュで包んだ割り箸などを使って、できるだけキレイにかき出します。金属を使っている製品も多いので、できるだけプラスチック部分と分解してから分別して捨てるようにしましょう。

繰り出しタイプではないスティックのものは、中身を出し切って折ったり、かきだしたりしてから容器を捨てるようにしてください。

スキンケアアイテムの捨て方は、他のカテゴリと同様、ティッシュやキッチンペーパーに中身を出してキレイにしてから、容器のタイプごとに分別して捨ててください。オイルタイプのクレンジングなどは、とくに油を吸いやすいキッチンペーパーや市販で買える油処理用のアイテムなどを活用するのも便利です。

美容液などスポイトタイプのびんは、スポイト・蓋・びんなどに分解してから、びんはびん類、ガラス製の場合は燃えるゴミ、プラスチックの場合は資源ごみで捨てるようにしましょう。

匂いも強く、アルコールが含まれるものが多い香水・フレグランスの捨て方は意外と知られていないかもしれません。ジッパー付きなど密閉できる袋にティッシュやキッチンペーパーを入れて、残った香水の中身を吸わせるのがおすすめ。容器はびん、ガラスなど分別して捨てるようにしましょう。ただし、容器に匂いが強く残っている場合は、燃えないゴミで捨てるようにしてください。

中身が固まってない場合は、香水と同様に密閉できる袋とティッシュやキッチンペーパーを入れて、それに中身を吸わせて捨ててください。
中身が固まっている場合は、市販のネイルを薄めてくれる液や除光液を混ぜると固まった中身が液体化し、捨てやすくなります。ただし中身が完全に固まっている場合は、容器をキレイにするのが難しいため、不燃ごみとして捨てるようにしてください。

ごみ捨てのルールとして大事なのは中身が残っている場合はできるだけ出して捨てること。とくに液体が入ったままの容器は基本的に捨てられないので、中身を空にして捨ててください。容器についてはできるだけ素材によって分解し、地域によってゴミ出しのルールが違うため、お住いの地域のゴミ出しルールを確認して分別して捨てるようにしましょう。

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ここからは、買い替えに便利なコスメをご紹介！どれもレフィルでも販売されているものばかりなので、捨てるときのゴミや手間を減らせるうえにお財布にも優しい、などいいこと尽くめ。大掃除でコスメ周りをリセットする方は、レフィルありのアイテムにチェンジしてみるのもおすすめです。

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捨てるときの悩みがクリアになったり、買い替えの手間が減ったりすることで、新しいコスメにチャレンジするモチベーションも上がるはず。今回ご紹介した捨て方やおすすめアイテムを参考に、“買う・使う・捨てる”のスムーズなサイクルを作り、より充実した美容ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか？