アニックグタール(海外) / ラ ヴィオレット オードトワレ 口コミ

　2000年に限定品として発売され、2005年に限定再販。そして今年「ル　ジャスマン　Le　Jasmin」「ネロリ　Neroli」と共に限定復刻。春の訪れの遅いカナダでは4月中旬発売予定ですが、日本ではもう始まっているのでしょうか。お探しの方はお早めに。

　箱には「僅かなバラで昇華された、グリーンとフローラルの香調」と書いてあるのですが、肌に付けてみるとバラは感じられず、菫（すみれ）の香りを忠実に再現している香りだと思います。

　　最初は甘いスミレの飴のような香りが広がりますが、すぐに植物の苦みのある青さが加わり、実物の菫に近い透明感のある香りに変わります。時間が経って、甘さと苦みが抜けると、微かなラズベリーの香りを持つスミレになります。持続性、残香性共に弱いです。

　個人的にこの青く苦い香りをどうしても好きになれず、おすすめ度は4つ星に。これがなければ6つ星をつけるのですが。でも本物の摘みたての菫の花の香りが好きな人からは愛されそうなトワレです。

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