NARS / ソフトタッチシャドーペンシル 口コミ

使用色：　8201 GODDESS

太いクレヨン型のアイシャドウペンシルです。
目頭、涙袋用のハイライトカラーを探しにNARSへ伺ったとき、こちらを勧めていただきました。

地味なアイテムながらとても気に入っており、使用率はかなり高いです。
こちらを使うと目元の華やかさが違ってくるように思います。

BAさんにお伝えした要望は「ラメ感の無い、ややメタリックな発光感で目元を明るくするタイプ」。
イメージしにくいですが、要は画像2で現れている質感をまさに求めていました。

最初は普通にパウダー状のシングルアイシャドーから選ぼうとしていたのですが、BAさんに「こちらの方がペンシルで使いやすし、色もピンク系だからお勧め」と。

GODDESS（女神）という神々しいお名前がついているこの色。
画像1では薄いオレンジゴールドのように見えますが、実際はシャンパンピンクです。
赤みはほとんどなく、はれぼったく見えない、白目を綺麗に見せてくれる点がお気に入り。

クリームアイシャドウのようななめらかな質感で、とても密着感があります。
質感が分かるように、画像2でMACのレトロスペックと比べてみました。
こんな小さな画像でその違いを区別するのはなかなか困難ですが、肉眼で見ると以下のような違いがはっきりと見て取れます。

ちなみに、同じくハイライトカラーのレトロスペックはグラデーションに欠かせない万能色で、毎日のように愛用。
ただ色がちょっとくすんだゴールド系なので、目頭のくの字の部分や下まぶた用には向いておらず、もっと明るい色が欲しいなと思っていたわけです。

画像2の下がMACのレトロスペックですが、全体的にパウダーらしい粗っぽさというか、散らばったかんじ？で肌が若干透けているのが分かります。

一方でこちらは油分を感じさせるクリームアイシャドウに近いタイプで、肌にピタッと密着しており透け感が見られません。
面で光を反射しているというか。
光の反射具合が、こちらの方が強いのが分かります。

色も、こちらは肌色に近いピンク系。
明るく見えるため、より目元を明るく見せるのに適しています。
質感、色み共に下まぶた用としてぴったり。

私はこれを目頭の「く」の字の部分や、下まぶたの目頭側3分の2、また眉下の部分へ。
目頭の切れ込み部分に塗ると、目頭の形が強調されて目の形が綺麗に見える（あくまで自分比）ので気に入っています。

今までもいろんなパウダーアイシャドウで同じことをしてきましたが、このアイシャドウが1番ハッキリして見えます。
それでいてキラキラとかチラチラとしたラメ感がないぶん、このさりげなさが良いです。

欠点として油分がパウダー系に比べて多いぶん、下まぶたに塗ると上まぶたのペンシルアイライナーが転写しやすいというのが惜しい。
たまにですが、薄く付着してことがあります。

クレヨン型なのでピンポイントで狙いやすい、道具がいらず塗りやすいというのが便利。
かなり太い芯で、なかなか減りません。
ただ繰り出し式ではないので、シャープナーが必要です。

パケはアイシャドウ等と同じ、NARSらしい独特の黒い素材。
滑りにくいのは良いけれど、汚れがつくとなかなか取れないというアレです。
ラメや粉で汚れた手で触ると、パケが汚くなりやすいので注意。

派手さはありませんが、色と質感が良いのでハイライト用としてもってこいのアイテムです。
主役級のアイテムはひと通りそろえた、「使わなくても困らないけれど、使ったら違う！」という小細工用のアイテムが欲しい、なんて方には面白いコスメだと思います。

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