ゲラン / リウ 商品情報

何年も前に、小分けでいただき、ずっと欲しかった香りをやっと手に入れました。その場では購入できませんでしたが。フレグランスコンサルテーションで、選んでいただいた香りでもあります。ほとんどシャネルのN°5と言っても過言でないほどによく似た香りです。違いはトップのアルデハイドのスパークがN°5ほどではないこと、ミドルからラ…

ありがたい事に知人から『リウ』をアトマイザーに小分けにして頂きました。本当にありがとう。このリウという香水の誕生には面白い逸話があって、その内容というのが何とジャック・ゲランの奥様が夫の作品を使わず、シャネルの『No.5』やコティの『レーマン』というフローラル・アルデヒドの香水を愛用していた事でした。（実はNo.5もレー…

中国の茶箱に詰められた香り。とっても難解な香りだと思います。オペラのストーリーのように気持ちと行いがすれ違う香りです。ジャック・ゲランはオペラ好き。ミラノ・スカラ座で初演をみたのかもしれませんね。マリア・ザンボーニがリュー（オペラではリュ、リュー）です。額に宝石を垂らした長い髪。ジャック・ゲランがロマンチストにも…

リウ。プッチーニの未完のオペラ「トゥーランドット」に登場する女奴隷の名。そんな名前を付けられたこの香水は、1929年発売と意外に古い。ジャック・ゲランが奥さんのためにせっかくルールブルーを作ったのに、いつの間にかジャック・ゲラン夫人はシャネルのNo.5を愛用するようになってしまい、それに怒った三代目がなんたらかんたら。色…

シベット臭を強めに感じてしまいました。