エクセル / リアルクローズシャドウ(旧) 口コミ

スキニーリッチシャドウが大好きで5色購入した勢いで、リアルクローズシャドウも試しましたが、なかなか難しいです。

そもそもリアルクローズシャドウは、パレットの4色の中でパーソナルカラーが入り乱れているような（意図的に混ぜて違和感を遊び心として楽しむ）設計で、おそらくどのパーソナルカラーの人にも、4色全部がビタハマりするようなパレットがありません。

なので、それ（パーソナルカラー どハマりで大勝利色！4色全部使えて捨て色なし！）を目指していると永久にお気に入りには出会えない。

それに気付くまでに5パレット買ってしまいました（笑）

もうひとつ特記すべきは、シアー感。

全てのパレットに透け感とシアー感があり、ビビットな佇まい（塗る前の外見）とは裏腹に、どのパレットも薄くふわっと繊細に発色します。

佇まいがカラフルなのでしっかりした発色を期待してしまうと撃沈します。見た目より控えめで、大人な仕上がりです。

違和感とシアー感を楽しむパレットだったんだ！

と、気づいてからはシアー感を楽しみながら無理せず、苦手カラーは薄く入れたり、避けて別のパレットから色を持ってきたりして楽しんでいます。

4色全部を使いこなすぞ！
このパレットだけで仕上げるんだ！
と意気込んでいた時より自由に楽しく使えています。

以下、パーソナルカラー イエベ春（ウォームスプリング）の各パレットの感想です。

　■CS01 テラコッタブーティ■
そのまま塗ると左下のオレンジは赤く発色します。なので上段2色をグラデして下に塗っておくとそこそこオレンジに。もっとオレンジにしたいときには黄色のアイシャドウを仕込む（ヴィセのシングルがオススメ）と鮮やかなオレンジに。
あんまり何度も重ねるとシアー感がなくなるので薄めに仕上げた方が良さが出ます。
上段2色は得意な色味。落ち着くわぁぁ。
右下の締め色は一番苦手な、黄みも赤みもないアッシュブラウン。離婚です。離婚。
何を頑張っても仲良くなれる要素がない。
くすみと汚れ（みたいに見える）を連れてきます。なので締め色は別パレットから赤みブラウン（磨いた十円玉の色）を持ってきます。

　■CS02 ピンクモヘア■
これ面白いんですよ。
色は薄付きなので、やりようによっては透明感メイクみたいな、血色感メイクみたいな、女の子！って感じの甘めの儚げメイクにできます。
パレットをＬ字に使っていくという推奨のやり方はザクッと無視して上段2色で薄めにグラデして（色味が薄いからって濃くするとメタリック感が出てくる。）右下で締めたら（こちらも浮くまでいかないがくすみ青み系なんで締め色は別パレットから赤みブラウンを持ってきた方がきれい）ブラシでふんわり少しだけ左下を載せる。
濃く濃く指で付けると違和感しかないブルベカラー。でもうまくシアーに重ねると透明感爆発。


　■CS03 ローズピンヒール■
こちら某デパコスに似ていると話題になりましたよね。イエベ春にもいけると、ネットで見かけたので苦手色だけど思い切って購入。
わたしはくすみがとにかく苦手なので左下のメインカラーが苦手。こちらのメインカラーは、他パレットとは違いシアー感なく発色も濃い目。
他の3色はくすまず、意外と大丈夫な色だったのでメインカラーだけ薄く狭くを気を付ければ割と使えます。

　■CS07 フラワーバレッタ■
ブルベ夏の友人からもらいました。
紫のラメが欲しくて買ったものの、それはあまり発色せず、左2色がどうにも無理だったそう。
むっちゃ得意です。左2色。
特に左下が濃くビビッドに発色します。
対する右ですが、締め色が紫系の割には彩度が高めで赤ラメ入りのおかげか、細くいれればそれほど苦手でもない。
ラベンダーラメがものすごく少量でも（違和感で）目立ちますが、キラキラは得意なので、楽しめる違和感。涙袋に入れると楽しい。


　■CS09 イエロータッセル■
イエベ大勝利かと思いきや、すごく発色が淡く辛口に仕上がります。甘くない。辛口。
上段2色は発色が淡く、メインカラーの黄色も淡い。なので必然的に唯一発色のよい締め色が目立つ感じになるのですが、こちらがまた苦手なイエロー系アッシュブラウン。
ってかんじで、まだ使いこなせていません。
大丈夫。まだ買ったばっかり。
リアルクローズシャドウは噛めば噛むほど面白いパレットなんで各パレット使いこなすのに半年以上かかります（笑）
そのうち使いこなすでしょう。

と言った具合に、マニア魂がうずく、研究心に火がつく、エクセルからの宿題。
それがリアルクローズシャドウ。

無理に発色させようと欲張るな！
良さが消えるぞ！
…が合言葉。

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