マキアージュ / ドラマティックスキンセンサーベース ＮＥＯ 口コミ

ファンデを肌に密着させ、長時間テカリから守ってくれる効果の他、
高SPF数値なので、単純に日焼け止めとしても優秀。
こちらを下地に使うと「焼けにくいであろう」という安心感があります。

反面、改悪となったのが色味。
トーンアップのラベンダーですが、旧品のSPF25版ではピンク寄りのラベンダーのため、
透明感や白さも増しつつ、程良い血色感とくすみ除去効果を両立していました。

それが、こちらではグレー寄りのラベンダーとなり、出してみると青白いラベンダー。
顔の中心部だけに塗布しても、不自然などんより感と不健康な印象。
体調が悪そうに見える仕上がりに。
グレーっぽさが災いして、最低限の血色感を損ねてしまうのが原因。

ヌーディーベージュの方は、むしろ旧品よりも馴染みやすく自然なカラーに。
ラベンダーの方は残念な結果でしたが、ヌーディーベージュの方は良くも悪くも自然な仕上がり。
ベージュ色が強い下地ですと、私の場合は素肌とあまり変わらない冴えない仕上がりのことが多々。
ですが、こちらはパッケージとほぼ同色の、明るいアイボリーが強めのベージュのため、
ナチュラルながら肌色が整う感がありあす。

このベースを塗布した後は、そこまでツヤが出ることもなくセミマットな肌に。
しっかりとスキンケアで保湿を施した後に塗布しても、こちらの下地、ファンデと重ねると、
最終的にはあまり保湿感がありません。
乾燥はしないものの、潤いもそれほどなく。ギリギリ乾燥しない手前といったところ。
その意味では「SPF50の日焼け止めでもあるのだ」と、ひしひし体感する結果に。

また、こちらをベースにすると普段は毛穴落ちなどないファンデが部分的に毛穴が目立ち。
ヌーディーベージュにしろトーンアップの方にしろ、いずれも毛穴の補正力がなく、
表面を滑らかにする効果にやや欠けており、いわゆるクッション性がないさらさら液のため。
元々肌がフラットで綺麗な人に向いている下地でも。
加齢の毛穴や凸凹悩みがある肌ですと、そこまで綺麗に仕上がらないと感じました。
若くてお肌が綺麗な人には合うと思います。

ただ、さらさらの乳液状であるがゆえ、塗り伸ばしやすいという長所も。
楽に顔全体にスイスイと伸ばせるので、慌てて急いで伸ばさなければという焦りが不要。
伸ばした後も表面のべたつきが馴染んで落ち着くまでが早いので、
ファンデを塗るまでに一呼吸置く必要もそれほどありません。
スピーディーにメイクができる下地。

相性としては、年齢的なものもあり、こちらの後にパウダーファンデだと毛穴落ちや
あまり綺麗とは言い難い仕上がりになりやすく。
リキッド、クリームファンデとは相性がまずまず。

始めはマット寄りの仕上がりですが、徐々に自然なツヤが出てきます。
しかし、それ以上ツヤが出ることはなくテカリ防止効果が高いことを実感。
ある程度まではツヤが出ても上限があり、おかげで安心して化粧直しせず過ごせました。

ちなみにミントは、完全な赤ら顔や赤みに悩む人に向いているのか、
私が使うと少量でも一瞬で怖い顔色に。病的、不健康な肌色になり慌てて落としました。
加齢のくすみ肌には最悪の組み合わせでした。
私くらいの年齢になると、ピンク系やピンクベージュの下地が最も相性が良くなるので
その効果の真逆を行く仕上がりに。

このように3色それぞれでかなり評価が分かれる下地。
迷った時はヌーディーベージュを選ばれると無難かもしれませんね。

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