シャネル / シャネル N°5パルファム 口コミ

少しずつ少しずつ、時間の経過と共に花の香りが顔を出し、つけた人のそれそれの女性性（それは男性にもあるものです）を浮き上がらせてくれます。
これは本当にお守りのような存在の香水なのではないでしょうか。
優しく、しっかりと寄り添ってくれる包容力のある香水です。

「この香りはとても好きだったけど、もう年齢的につけられないなあ」という心配をする必要を一生しなくてもいい香水です。
年齢を重ねれば重ねるほどつけた人に馴染んで、その人だけの作品になるなんて、何て素敵なことだろうと思います。

年齢ということで言えば、この香水としっかり向き合えるのはやはり三十代に入ってからではないでしょうか。
もちろんお若い方でも気に入る方は沢山いらっしゃるでしょうし、親しい人がつけていた環境にあれば、いくつであっても自分でも纏ってみたい香りでしょう。

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香水の刺激で、肌トラブルを起こしたことありませんか？
トラブルではなくても、肌につけるのちょっと心配、という人いませんか。
こんなに香水が好きなのに...。

...わたしです。

これまでに化粧品で肌荒れやかぶれを起こした経験も何度かあった分、香水を肌につけるときは緊張してきました。また真っ赤になったらどうしようとか、ヒリヒリしたらどうしようだとか、つい心配してしまいます。

その結果最近やっている方法が、コットンに一滴パルファムを出したあと、それをティッシュペーパーでくるんだものを、今着ている服のうちでなるべく肌に近いところにある衣類に挟んでおく方法です。
ちっともエレガントなやり方ではないですが、でもこのやり方だと、直接肌には触れないものの、肌に近いのでゆっくりながらも香水は温められ、香りが変化します。また、香水のついたコットンが衣類を濡らすこともないため、衣類に残る匂いは少なめです。
このやり方でも、自分の体温で変わる香水の楽しみを味わえます。

どうしてこんなことを書いているかというと、以前に肌トラブルが起きたメーカーの別の香水をどうしても使いたくて、でもトラブルが怖かったので、ただコットンに垂らして部屋に起き、それで楽しんでいたつもりだったのですが（あまり良い香りとは思えなかった）、上記のやり方を試してみると、そのふたつの香りはまったく違ったものになっていてとても驚きました。
そしてそれほど良い印象でなかったはずの香りは、本当に素敵な香りになっていました。
やっぱり香水は、肌に温められてこそなんだなと思いました。

肌に直接つけていないため、もしかしたら充分にその香水の良さを味わえていなのかもしれませんが、ひょっとしてわたしと同じ体質の方がいらっしゃったら、少しでもお役に立つかなあと思い書かせてもらいました。

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