ゲラン / シャリマー オーデパルファン 口コミ

シャリマー。
いくつになったら使うかな?とか私に使う機会がある香りかしら。

と考えてた時期もありましたが、40代になりゲランのお店で吸い込まれるように好きになった香りです。

探していたものをやっと見つけた感じがしました。それ以前に、シャリマーが似合う年頃になったと言う方が自然かも。

苦い柑橘のトップ、しかしトップから重厚さがあり、あの液体の色が目の前に見えるんです。
綺麗な黄金色。ミドルから懐かしい香りになります。お香のような厳かな香り。サムサラのお香っぽさとは種類が違いますね。
そして、バニラとイリスのパウダリーだけども、芯のある華やかさ。
ラストノートがほんわりと甘いバニラがふわっとでもしっかり肌に残っているんです。

ここまでざっくりと書きましたが、複雑な香りです。でも、古臭さは感じないのです。

シャリマーはたしか世界初のオリエンタル香水ですが、シャリマー以降に出た様々なオリエンタルは、やはりシャリマーの流れが少なからず感じられる物多いですね。

ゲルリナーデの全てを注いだと云われていますが、確かにこれはゲランにしか出来ない香りです。ゲラン臭というのが最も分かりやすいかと。

上品に纏まっていて、暖かさに包まれます。でも、キラキラしていて、華やかさがあります。
夕方からのお出掛けに、観劇など、パーティーにも合いますね。

私はリラックスの為にも使っています。
今の時期、この温度のある香り落ち着きます。

愛の神殿、シャーとムムターズの物語。
美しい香り。永遠のオリエンタル。

なんだか美しい情景が浮かびますよね。

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