M・A・C / ミネラライズ ブラッシュ 口コミ

焼成チークというと持ちが悪いイメージがあったのですが、これはキメ細かいパウダーが肌にフィットして一日中持ちます。
焼成チーク代表格のシャネルの「ジュ・コントラスト」は岩みたいにガチゴチで、毛の柔らかいチークブラシで使うには苦労するのですが、MACの焼成チークはもっと緩く固めてある感じなので難なくブラシに含ませることができます。

しかし定番カラーのほとんどがゴールドパール配合なのがちょっと残念。シルバー寄りのクールなものも増やしてほしいですね。

■Lavish Living(2013 Holiday)
ダークなプラム。シルバーのラメパールがぎっしり入っています。年末年始のパーティー向けというもことあって発色も輝きも強いです。透明感はあるので薄く入れる分には普段のメイクにも使えます。むしろ少しずつ薄く重ねて調節しないと失敗するくらいです。
どことなくシェーディングを意識してるような色なので、頬骨の一番高いところではなくその影に沿って入れると顔が引き締まっていい感じです。（70年代のフェイ・ダナウェイみたいな広告モデルもそうしていますね。）

■Subtle Breeze（限定）
ニュートラルなピンク。ゴールドパールを含むGentleに比べるとよりクールな色味に見えます。わずかにホワイトパールが入っているので滑らかな仕上がりに。
以前の限定品Hang Looseの左半分のブルーピンクと同じ質感ですが、Subtle Breezeの方が若干色が濃く、よりニュートラル寄りの色味です。
ごくごくベーシックな色なのでいくらでも近似色はみつかりそう。しかしMACのミネラライズブラッシュの中では珍しい色味です。ニュートラル〜ブルーベース肌でこのシリーズのファンなら持っておくといいかも。

■Warm Soul
金の輝きを帯びたアプリコット。赤みが少なく、スキントーン的な色。蛍光灯の光に本体を当ててみるとグレーがかったミルキーピンクにも見えます。そんな微妙な色合いのせいか、アプリコット系にしては珍しくブルーベース肌でも使いやすいです。発色は非常に抑えめで肌の色に溶け込むような印象です。
目元を強調したい時や色味を抑えたメイクをしたい時に最適です。シェーディング/ブロンジングパウダーをチークとして代用すると肌がくすんで見えてしまうけれど、Warm Soulだと透明感を保ちつつ顔にメリハリをつけてくれます。

■Hang Loose（限定）
ひんやりした艶感のあるピオニーピンクとラヴェンダーパールの組み合わせ。二色混ぜた状態で頬に乗せると透明感のある淡いピンクに。色味というより質感重視のチークのようで、MACにしては発色は抑え気味。チークというよりは色つきハイライターといった方が近いかな。人によっては発色が物足りないかも。
もっとピンクを主張させたい場合はまずピンクの部分だけブラシにとって色味を調整し、その後にラヴェンダーパールを乗せると良いですね。二色同時に重ねていくと、ピンクが濃くなる頃には頬にパールが付き過ぎてテラテラになっちゃいます。

■Gentle
青味がかったローズに、ほんのわずかにゴールドパールが入っています。淡くふんわりぼかせば透明感のあるロシアの美少女のような頬に、濃い目にシャープにいれると大人っぽい雰囲気に。付け方と量によって結構イメージが変わる色です。
ブルーベースに合うチークを探していたので、最初に見た時は正直このゴールドパールが余計に思えました。しかし実際つけてみると肌色のツヤをほんのりと与える程度なので大して気になりませんね。そんなにゴールドは主張しませんし、ギラギラ感もありません。

使用した商品

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