高田製油所 / 三原椿油 口コミ

オリーブオイルと似た脂肪酸構成で、オレイン酸が主成分の国産やぶ椿１００％オイルです。伊豆大島で生産販売され、通販も可能です。

私は愛用しているつげ櫛の手入れと、髪のトリートメントに使用しています。黄金色のとろりとしたオイルで、独特の匂い〈花の香りではなく木製品みたい？）が強め。肩から１０cmの長さのロングヘアですが、お風呂上がりに４・５滴もみこむと、髪がまとまりやすくなります。匂いはすぐに飛んでしまうので気になりません。

薬局に市販大手の椿油〈無臭透明）が大量に置いてあって、それを使用した事もありますが、その時は少量でもベタつきがひどくテカテカして、オイルとしては劣悪、印象最悪でした。でもこれは色や匂いも違うし、なによりも髪へしっとり馴染み、江戸時代から使われてきたのも納得する使い心地！本来やぶ椿の実を搾ったオイルを質を保ったまま量産できるなんて、コストや生産体制を考えれば無理な話・・・やぶ椿以外の原材料を使ったり、圧搾ではなく溶剤抽出したりなどの方法をとったものが、椿油として市販されているのではと推測してます。

オイルですから付けすぎるとさすがにベタっとしますので、適正な量を使うのが大事です。髷を結うのにも使っていた歴史を考えると、ストレートヘアに１番向いているかも。ふわふわしたエアリー感ある髪には、ぺたんとなりやすいのでオススメできません。

ヘアケアのみならず、顔へのケアにも使えます。含まれるオレイン酸は、皮脂の４割を占める保湿力が高い脂肪酸。潤いあるお肌には欠かせない存在です。ただ、皮脂のオレイン酸が既に充分ある方には、オレイン酸過剰になりニキビが悪化する可能性がありますから、様子を見ながら使うと良いと思います。ちなみに私にはちょっと濃厚過ぎて、吹き出物ができてしまうので、ヘアケア一筋です。

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