M・A・C / ミネラライズ ブラッシュ 口コミ

＊ＨＡＮＤ　ＦＩＮＩＳＨ＊

普段使いのチークはオレンジがメイン。　
服装やアイシャドウによってはピンクのチークをつけたいのですが、なかなか愛用できる逸品を見つけることができませんでした。　
スキントーンが豊富に揃うＭＡＣなら似合う色が見つかるかも、と思いカウンターへ。　
自分ではまず選ばない色ですが、ＭＡさんが「お客様の雰囲気にはこのお色がピッタリですよ！」と爽やかに＆自信を持ってお薦めしてくださったので購入しました。　

赤の要素も感じる、ピンク寄りピーチ。　
粉体の透明度の高さに加え、黄味弱めの澄んだ色出しとマーブルカラーのスパイスで、透けるように繊細且つ適度にアクティブな血色を簡単に演出できるところが素晴らしいです。　
変に甘くなったり、コンサバで無難な印象に纏まってしまってもおかしくない色味ですが、どこかクール、それでいてエネルギッシュな躍動感が感じられるのは、パワフルなモードメイクを得意とするＭＡＣならではの技ですね。　

ベースの作り方やのせ方によって、随分印象が変わるところも面白いです。　
・薄めファンデ→さっと一刷け　
　ナチュラルで透明感際立つ肌に。頬のツヤがアクセサリー代わりになります（笑）　
・しっかりファンデ→ぐりぐりのせる　
　ツヤが適度に抑えられ、オフィスにもＯＫ。透明感は失いません。　

どんな使い方をしても共通するのは、いい意味で「正装した顔」にならないということ。　
がっつりメイクの時も、ナチュラルメイクの時も、絶妙なバランスで今っぽい抜け感を作ってくれます。
これまで愛用していたクレドやシャネルのチークにももちろんツヤはありますし、色味によっては充分カジュアルにも使えるのですが、どちらも枠からはみださないような淑女性と、それぞれの色への固定観念（オレンジ＝元気、ブラウン＝大人など）が強く感じられ、時にそれが堅苦しく思えることもありました。　

それに対し、ミネラライズはもっと奔放で自由なイメージです。　
「人からどう見られたいか」ではなく、自分の気分で選べばバッチリはまる。　
感性を大切にするアーティストブランドならではの強みだと思いました。　

つけすぎると面でペカーっと光るので、手の甲かティッシュで余分な粉を払い、気持ち薄いかな？くらいの感覚で仕上げると綺麗ですよ。　
色そのものももちろん美しいですが、光と質感を楽しむ気持ちで使うのがよさそうです。　

ＭＡＣからは久しく遠ざかっており、カウンターを訪れたのは４年ぶりくらいでしたが、ミネラライズの偉業によりブームが再燃しそうな予感です。　
今後発表される限定と定番カラーの充実を願って☆６つ！　

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