ジバンシイ / ランテルディ オーデトワレ 口コミ

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kafka-dieさん
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4購入品

2014/5/5 05:36:14

私の写真画像は1957年のオリジナルで調香師はフランシス・ファルボン。ボトルのデザインはパブロ・レイノーソ。復刻版はオリジナルと同じ?なのかが?なので☆4つ〜。ジバンシーがオードリー・ヘプバーンに捧げたランテルディと1957年以降に発売されたランテルディは同じレシピなのかしら?

創業50周年を記念して、このランテルディの復刻版が限定で発売されたのが2007年。それがこちらの口コミの「ランテルディ オーデトワレ」になりますが、レシピは当時とはちょっぴり違います。

オリジナル

トップ〜アルデヒド、ベルガモット、ブルガリアローズ
ミドル〜オリエンタルローズ、ジャスミン、ピンクペッパー
ラスト〜イリス、香、サンダルウッド


復刻版

トップ〜アルデヒド、ブルガリアンローズ、ペッパー、クローブの芽
ミドル〜ジャスミン、ピンクペッパー、スミレ
ラスト〜イリス、トンカビーン、サンダルウッド、ベチバー

1957年はイブニングドレスを仕立てて社交界へ出入りするセレブが多い時代なので、そうしたソワレやイブニングにふさわしいエレガントな香水が必要でしたね。

オードリー・ヘプバーンのファッションはジバンシィ。ウェストのくびれたドレスやスカート。ブラックリトルワンピース。大きなつばの帽子。メイクははっきりとして、結い上げた髪にキャッツ・アイの瞳としっかり描かれた眉。

キャットラインと赤いリップを引き立てる香り。シャネルの5番やニナ・リッチのレールデュタンがデビューしたあとの香水。

結局、50年以上前のオリジナルの香水は、私たちのライフスタイルにマッチするのかなっていうところでしょうか。その甘さ。香りの変化を考えるとどうなのかな〜。干からびたような甘さになったらどうしよう。

それ自体は良い香りなのだけれど、つけてみると場違いの香りだったり。でも復刻というものは、名香の証ですよね。現代のライフスタイルに合わせて調合されたのでしょうか。

ほとんど香りに違いがない、すごく違いがあるという極端な2つの意見も、個人の香り立ちと嗅覚の違いだと思います。

オードリーが手に入れた時代と香りを比較すれば復刻版は☆4つでごめんなさいです。オリジナルがイイネというわけではなく。

フランシス・ファルボンは1948年ニナ・リッチのレールデュタン、そして1950年にはロバート・ピケのバガリを調香。 どれもフローラル・アルデヒドが香調。バガリは2006年に復刻版が発売されましたが、こちらはオリジナルのレシピとおりでオウレリアン・ギシャールが調香。オウレリアン・ギシャールは私の好きな調香師です。

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