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一日に一果づつ熟すイチジク。実際に私が感じたのは甘いココナッツの香りです。でも最後まで葉の匂いが持続する、しないという香りの持続が人によって違います。たぶん、天然香料を謳い文句にしているブランドなので、誰がどこにつけたのかでも違うと思いました。
もともと私は他人のつけている香りが気になるのです。最初の試香が人。何をつけているのかを聞いて、気分のよい時にカウンターへという順番は狂うことがありません。
そして自分の肌につけて自分の嗅覚ではなく、他人の嗅覚でOKかどうか。
このイチジク〜いわゆる生命の木、知恵の木とされたアダムとイブの楽園の香り。つまりユニセックスな香りだということをこの命名からわかるでしょう。媚薬のイチジク。
イチジクは雄と雌の木がある。人間といっしょ。
無花果は花が咲かずに(実の内側に白いお花)実が実ります。ところが香水となるとすずらん(ミュゲ)と等しく天然香料とはならないのです。
さらにこの無花果は毒性がある。それだけでもワクワクする香り。普通は天然+合成香料、天然を謳えば他の天然香料+精油で香りをつくります。
なので、ラルチザンはオーガニックや天然を誇りにしています。Wikiによるとグリーン香にココナツ香で香りをつくることができるそうです。
ユイスマンスの小説さかしまでは、そんな天然香料を笑い飛ばすことでしょう。
記事 危険も承知で 香りと煙草とオーガニック
https://beautist.cosme.net/article/815093
樹液、枝、実、幹です。
私的に一日一果実ということで、夏目義徳の漫画作品「クロザクロ」を思い浮かべています。
「他人が傷つくくらいなら自分が傷ついた方がいい」と思っている主人公幹人は、ダークなもう一人の主人公ザクロの木に、ひとつづつ咲かせていく一善一花なのです。
不思議なのはなぜ青いイチジクと訳したのかしら。青いとはまったく無縁の香りにも思えるのですが。
調香師はオリヴィア・ジャコべッティ。ローンチは1994年になります。
トップ:フィグリーフ、ガルパナム、フェンネル
ミドル:フィグ、アーモンドミルク、サンダルウッド
ラスト:ライム、ココナッツ、ドライフルーツ
旬は、8月から10月上旬で、熟すのが早い。山口百恵の「青い果実」とは違って、とってもミルキー。ミルキーな母の味〜♪のうほうがあってるかも。たぶんサンダルウッドだと思います。
はじめてのイチジクだから青いにしたのかしら〜。ワインの一番絞りみたいに「若い」という意味で青?。
「最高のイチジク」、「最上のいちじく」というのがもっともらしいんですが。
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