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今年の冬のシャネル新聞(DM)は、お手頃なポスターフレームを買ってきて上手にセットすれば部屋に飾っても良い位のNO.5のポスター。(その前のココのポスターも素敵でした)同封されていたオープルミエールの香りを試して、なるほど高級石鹸の様な香りって、この事か…と。
私の場合、NO.5は持っているし知ってるけど、プルミエールはNO.5への導入の為の香りでしょ!?という考えから実際に手にしようと思った事がありませんでした。
これはココも同じで、20代後半で惚れ込んだ本家、ココを知っており現在も使っているので、若い人向けでココへの導入であるココマドやココヌワールは、まぁいいか…という思いがあり…本家が好きな事も手伝って、派生した香りは気にして来なかったという手前勝手な経緯がありました。
2008年発売になったオー・プルミエール。
調香は専属調香師、ジャック・ポルジュとクリストファー・シェルドレイクの二人。
アルデヒドとイランイラン、僅かなネロリからスタートしたと思うと、私の肌には直ぐにローズ ドゥ メとジャスミンが華やかに香り立ちます。
サンダルウッドやベチバーは縁の下の力持ち的に、でしゃばらずフローラルノートが、あくまでも主役を張れる様に、支えているからこそ、ラストへ向かいバニラもムスクも、それにならって ある意味とてもクリーミーなフローラルだと感じる。
このクリーミーさが高級石鹸の様だと例えられる由縁なのだろう。
現代版、NO.5
透明感のある軽さといわれるプルミエール。
年間を通して使用出来そうだけれど、この濃厚なクリーミーさは秋冬に とても似合うと思う。 このクリーミーさを除いてスッキリさせたフローラルがジョイのフォーエバーに似ていると感じる。
バニラもムスクも究極のフローラルの脇役でありながら、それぞれが本当に上手く、相手を高めあっている様な緻密さを感じる香り。
ラストの、この濃厚なクリーミーさに、いつまでも包まれていたいと思う。
どこか冬の冷たい透明な空気感も感じながら。
…今年はクリスタル オーヴェルトといい、このプルミエールといい、シャネルへ原点回帰した1年だったかもしれないと思いながら、12月、毎日プルミエールを纏っている。
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