アルマーニ ビューティ / シィ パシオーネ 口コミ

オリジナルのグルマンさをベースにフルーティさを強調した春・秋の香り。
どちらかといえば春かな。
『Si』で私が一番好きなのがこの『パシオーネ』

『パシオーネ』
・トップ：ペア、ブラックカラント、ネクター、グレープフルーツ、ピンクペッパー
・ミドル：ローズ、ジャスミン、ヘリオトロープ、パイナップル
・ラスト：バニラ、シダーウッド、パチョリ、ムスク

『Si』
・トップ：ベルガモット、マンダリン、リキュールドカシス
・ミドル：ローズドメイ、ネロリ、エジプトジャスミン
・ラスト：パチョリ、アンバー、バニラ

フルーティさの一部にエスカーダ『トロピカルパンチ（2001）』
を思い起こさせそれはペアとパインあたりなのかなと。微かですが。
（そんな『トロピカルパンチ』発売当時の香水といえば
どっしりとしたブーケ、お香や動物的だったり、
軽めであればアクアやマリン、シトラスでしたが
南国フルーツを軸とした香りでは爆発的にヒットした作品となり
その後エルメス『ナイルの庭』や現在まで人気が高く
定番化したカテゴリーになったように思います。）

また2005年フェラガモ『インカントドリーム』も少し思い出し
これはパイン、マンゴーといったトロピカルフルーツが軸の夏向きでガーリーな香りで
そのニュアンス（+ブラックカラント）を少しアダルトに寄せ
フローラル、バニラ、ムスクを強めた春・秋にしたのが『パシオーネ』っぽいかも。

香りの流れとしてはオリジナルの方が整っているようで
『パシオーネ』は私の嗅覚や体調などもあるのでしょうが
トップから数分後に香りがベタっと落ち
ミドルとラストが一気に押し寄せ変化が止まり香りが広がらないようなことがあります。

ボトルは型はオリジナルと同じやや丸みを帯びた四角柱のボディはクリアガラス、
キャップは玉砂利を思わせるような形状で黒。
内面が朱赤（ブランド的にはアルマーニレッドなのかも）で
光にかざさないと残量が見えない仕様。
フロントのロゴはゴールド。

好みとしては満点ですが、オススメ度としては4-6。
限定なのでストックとしてもう一本検討中です。

■サイズ：約w47×d47×h118mm[50ml] フランス製

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