アルマーニ ビューティ / アルマーニ プリヴェ ピヴォワンヌ スジョ 口コミ

別件で伊勢丹新宿本店へ赴いた際、こちらは本当に曲がり角の通り道にあったので立ち寄りました。
最近どのブランドでもやりますが、片っ端からボトルを開けて匂いを嗅いでは戻し…を繰り返しました。スプレーを出さずにボトルに残った香りを嗅げばベースノートが分かって土台の香りが好みかすぐに分かるからです。
そこでこちらのフルーティーさを気に入り、折角だからと中にキラキラした粉の入った限定版を購入しました。会計段階で値段を聞いて顔が青くなりましたが、引くに引けない状況でもうどうにもなりませんでした。(予想の2.5倍の価格でした…。)同日にフレデリック・マルでも大きな買い物をしたので、ボーナス直後にも拘わらず12月は慎ましい暮らしが確定しました。

中国蘇州の庭園にある芍薬をモチーフにした作品だそうです。
芍薬は諺以外でお目にかかった事のない植物です…。真っ直ぐスラッと生えているのでしょうか。
当然、芍薬がどんな香りかさっぱり分かりませんが、こちらは桃やパッションフルーツと石鹸の混ざったようなフルーティーで清潔感のある香りです。但し、最初の1時間は激甘(アンバー由来？)です。
アルマーニの女性向け香水には全て共通しているように感じますが、基本甘いです。最初どこか爽やかな気がしても、どこかで必ず甘い要素があります。
それを乗り越えたらフルーティーで肌馴染みの良い香りに変わるので、ベースノートが出始めたらずっと手首を鼻に当てて嗅いでいたいような香りになっていきます。

本当はキラキラした粉はツヤ感を出すピグメントなので、化粧終了後に顔に使ったり鎖骨付近に肌着の上から使いたいのですが、筆者の体温が高いので上半身に使ったら甘くて甘くて自分の鼻が麻痺します。脚推奨。
ちなみにピグメントは洋服に付着しても洗濯すれば落ちる材料を使っているので思い切り1吹きしてみてください。
持続時間は10時間以上で、フルーティーになってくるのは1時間後から、完全に最初の激甘が抜けるのは5〜6時間後なので、ボトルと栞で嗅いで非常に気に入った香りは1日の後半しか嗅げず残念です…。

所望の香りが出てくるのが遅い事と価格が高すぎる事以外は素晴らしいです。
余談ですが、BAさんにこちらの甘い香りを気に入ったと思われ、頂いたサンプルもボトルで嗅いだら激甘だった物だったので使い道に困っています…。

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