ケイト / トーンディメンショナルパレット 口コミ

EX-2を所持しています。
当初、2回ほど使ってみて、コンセプトは素晴らしいと思いつつ、もっと淡い色調のEX-4の方が良かったかなと感じたりして、一旦お蔵入りしていましたが、このところ愛用中です。
なぜ復活に至ったかというと、ほどよいツヤ感のハイライトカラーが入っていること（どうにもツヤ肌は私にはただのテカリになりがちなため、ハイライトパウダーを全て手放してしまった）、アクセントカラーの色味が夏場にはチークとして使いやすいと感じたこと、ダークカラーがアイラインにピッタリであること、ドラコスとは思えない粉質の良さ、シェードカラーはブラウン系のアイシャドウとしても優秀であること、などなど、数え上げたらキリがありません。
ただ、多色、多目途のパレットにありがちなことですが、使わないカラーがどうしても出てきてしまう（私の場合、アクセントカラーのうち、下のパープル系の方はちょっときつ過ぎたため、左下のグリッターカラーはラメが苦手なため）、これは避けられないことです。
だからこそ、使える色は、名称に拘らず、また、メーカー側で推奨するお手本的な使い方にとらわれず、自分の使いたいように思い切り使い尽くします。
このパレットの弱味は、各色の仕切りの低さ、粉のプレスの甘さですが、これを逆手に取り、ブレンドして使うのもありだなーと感じています（必ずしも隣り合ったカラーとブレンドしたくないとしても、ブラシにつけて混ぜれば良いだけのこと！）。そうすれば、少なくともパープルは、使えそうな気がしています。
ちなみに、右下のダークカラーにもかなりラメ感は感じるものの、アイラインとして使う分には、全く問題ありません。
このように、無限の可能性を感じるパレットですが、いつの間にか３種類増えていると、こちらのサイトで知りました。残念ながら、先ほども触れたEX-4をもしかしたら買うかも…くらいで、その他のパレットは私には合わない色が多いです。ある意味、お財布には優しい（笑）　
KATEは長い歴史を誇るカネボウが展開しているとは思えないくらい、フロンティア精神を感じるラインナップで、いつもいつも感嘆してしまいます。
なお、こちらのパレット、付属するチップだけではその能力を引き出すには弱いですし、ミラーもありません。厚みはそれほどないですが、６色分がたっぷり入っていて、それなりにかさばります。粉も飛び散りやすいですし、落っことしてしまったらまず助からないでしょう。私はもともとコスメは持ち歩かないので気にしませんが、携帯性を重視する方には物足りないかもしれないです。
でも、それを補ってあまりある優秀パレットです。

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