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クチコミ
■きっかけ
香水好きで資生堂系は『令和記念香水(2019)』ぶりの購入。
資生堂は日本人が好むやさしい香りが多いですがここ10-20年で廃番が続き、
新作/限定品が少ないため発売がとても楽しみでした。
写真は下記のもので、使い終えると小さな花瓶としても使えます。
・1975年『ホワイトローズナチュラル(32ml)』24,200円
・2010年『ローズルージュ(パルファン32ml)』21,000円<限定>
・2011年『ローズロワイヤル(パルファン32ml)』20,000円<限定>
・2019年『令和元年記念香水(32ml+白粉)』12,000円<限定>
■コンセプト
『匠の手技を結集した硝子瓶から肌に一滴、贅沢に香りを嗜むパルファム。』
資生堂150周年の限定品でベネフィークからは3品。
・パルファム(32ml)22,000円
・オードパルファム(50ml)9,900円
・ルームフレグランス(180ml)4,950円
■香調
心まで浄化されるようなボタニカル・フローラルフルーティー。
トップ:つけた瞬間さわやかさが香り立つフルーツ。ベルガモット、マンダリンなど。
ミドル:透明感があふれ幸せを予感させるフローラル。オレンジフラワー、スプリングカトレアなど。
ベース:安らぎ感のある落ち着くベースノート。ウッディ、ムスクなど。
■感想
第一印象は『今っぽいシャンプーの香り』
ほどよくアロマティックな爽やかさ、軽やかなフルーティーさ。
ベネフィークのブランドカラーのオレンジを思わせます。
トップはハーバルで甘みのあるシトラス。
アルコールのひんやりとした感じもあり冷蔵庫で冷やしたミカンの缶詰っぽさも。
それにジューシーな洋梨、マスカット、青リンゴといったグリーン系フルーティに
青いバナナ、カシスの葉(なんとなーくディプティック『ロンブルダンロー』の葉の感じも)と
果物の美味しそうな香りが、果実そのものではなく
化粧品らしさを持たせ香水用としてデザインされています。
ミドルのフローラルが私には強く香らずトップのフルーティが強く続きますが
ここで朧げながらも思い出した香水がオリジンズ『フロリックフローラル(2003)』。
春の陽射しのような安心感のあるフローラルブーケです。
ラストもミドル同様にフルーティがどっしりと構えますが
さすがにトップのクリアでスプラッシュなトーンはなく
シロップのような濃厚な甘さに傾くものの
それでも香水のラストにあるパウダリー、ウッディな感じにならず。
終始、フルーティフローラルのバスアイテムを使用した風呂上がりのような香りは
『きれいなお嬢さん(20代)お姉さん(30代)』の印象です。
ちなみに、ベネフィークのスキンケアを使用中でしたら
化粧水、乳液、クリームといったスキンケアを混ぜたような香り。
「乳液の香りの香水があればいいのに…」といった方におすすめ。
■拡散性・持続性
拡散性は普通からやや強め。
持続性は長め。
■液の色・ボトル
液は無色透明。
ボトルは、本体は球体、キャップは蕾型で緩やかな波のような流れの凹凸でトルネード状。
ベースはおそらくクリアで表面にオーロラ加工でオレンジピンクをメインに
ゴールドイエロー、オレンジといった偏光だけどエレガントな発色。
首に金糸が巻かれ封印。糸の根元にシールラベル。
公式によると…
こだわりの装丁
・匠の目と技術を駆使して成型したガラスです。
・匠の手技による資生堂伝統の金糸巻で仕上げました。
・全25個のパーツを使い手作業で仕上げたパッケージです。
■季節
一番似合うのは春、3月から5月。
日本では通年でも使いやすい香り。
■年齢
20代半ばから30代前半。女性向き。
20代であればオフィスでも。
40代以降はカジュアルシーンに。
■リピート
限定品なのでリピートは不可。
この1本で35年くらいでゆっくり使う予定です。
■サイズ:約φ50×h88mm[32ml] 日本製
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